「KKP(くるくるピ)」は、直径38㎜の円の周りにホイールを、円内に「エンターキー」「ホームキー」「バックキー」ほかスイッチを配置した、スマホを遠隔操作するコントローラ。
スイッチの大きさや配置は人間工学を考慮しており、親指一本で直感的に操作することができる。付属のベルトで車のハンドルに取り付ければ、ハンドルを握りながら操作することが可能だ。
スマホとの接続は、Bluetooth 4.0技術を採用。少ない電力で通信を行うことができ、コントローラの電池は約1年間交換不要だ。
「KKP」とiPhoneとAndroidのスマホを接続させるには、無料アプリ「Spin n' Click(スピン アンド クリック)」を使用する。
スマホのBluetoothをONにしKKPコントローラを起動した後Spin n' Clickアプリを起動すれば、スマホ内へインストールされたKKP対応のアプリを自動検出し、一覧でメニュー表示をしてくれる。
スマホの画面をそのまま操作できるのではなく、対応アプリのみを使用できる形だ。
使用頻度の高い「ミュージック」「写真ギャラリー」「スケジュール」などの標準アプリをあらかじめ内包するほか、KKPに対応した「カーナビ」などのサードパーティアプリも使用可能。
現在の連携アプリケーションはこのサイトを参照。(https://www.atpress.ne.jp/releases/83789/att_83789_1.pdf)。
操作を読み上げてくれる音声フィードバックもあるので、画面が見えにくくても大丈夫。第3世代以降のiPad、iPad miniでも使用可能。
これなら車内以外でも、たとえばリビングでテレビに接続したスマホやiPadを座ったまま操作したいとき、キッチンでの料理中に片手で操作したいとき、遠隔操作で写真撮影をしたいとき、さらにビジネスの場でスマホやiPadを使ってプレゼンしたいときなど、様々なシーンに活用できそうだ。
今後さらに連携アプリケーションが増え、用途が広がることを期待したい。
<対応スマートフォン>
iOS ver 8.3以降、 Android ver 4.4以降
(文/&GP編集部)
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