今回リコーから新発売したのは、2017年に発売された「PENTAX KP」に、特別色の塗装とカスタムパーツを装着した特別モデル「PENTAX KP J limited」。大量生産では不可能な、高品位で手間のかかる加工や特別色の塗装、パーツ変更などを施しています。
ベースとなった「PENTAX KP」は、薄型のコンパクトボディに高性能なAPS-CサイズCMOSイメージセンサーと高性能画像処理エンジンを搭載し、デイリーにも過酷なアウトドア環境下でも使えるミドルクラスのデジタル一眼として定評のあるカメラです。
「PENTAX KP J limited」で一際目をひくのが、オリジナルデザインのウッドグリップ。高級車の木製ハンドルも手がけているミロクテクノウッドの協力により、職人による手仕上げで作られるというカスタムウッドグリップは、北米産のウォールナットを削り出し、9層のコーティングが施されています。
「PENTAX KP J limited」の本体カラーはBlack & GoldとDark Night Navyの2色展開。Black & Goldには手吹き仕上げによるグラデーションが美しいRed SPカラー、Dark Night Navyには高級墨により染色し、通常の黒色を超えた黒銀色に仕上げたSumi Blackカラーのグリップがそれぞれ用意されています。
また、ボディマウント部の表面加工にはCITIZENの表面硬化技術「デュラテクトDLC」を採用しており、ダークグレー色をベースにした精悍な輝きが、通常のマウントとは全く異なる上質感を演出しています。
ペンタプリズム部には着脱式のトップカバーを装着。面の組み合わせにこだわったデザインは、光の当たり方によって大きく表情が変わり、唯一無二の存在感を演出しています。トップカバーは金属の塊から削り出した専用のホットシューカバーで固定するタイプなので、簡単に着脱できます。
外観のデザインだけでなく、撮影モードも特別。モードダイヤルのU5に、人気写真家である吉村和敏氏の監修により、同氏が風景撮影をおこなう際のカメラセッティングを再現したスペシャルモード設定 “PH-mode Yoshimura” を初期設定で登録しています。
なお販売は受注生産のみで、6月13日より受注を開始しており、発売は7月31日を予定。こんな特別なカメラなら、愛着もより深まりそうですね。所有する喜びを感じさせてくれる、そんなカメラをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
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(文/&GP編集部)
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