■二重構造の羽で自然界の風を再現
扇風機の風に長時間当たると、肌が冷えやすくなりますが、「GreenFan C2」は風量を1〜2にすると、自然の風に当たっているような穏やかな風が出てきます。これは、特許技術の二重構造の羽根を採用し、大きく広がり遠くまで届く風を生み出すからなんです。
サーキュレーターとして使うなら、ある程度の風量が必要。そんなときは、最大の風量を送り出す “ジェットモード”にして、室内の空気をすばやく循環させるといいそうです。
さらに、空気の吸込口に“活性炭脱臭フィルター”を搭載。独自のダクトファン構造で強力に吸い込まれた空気は、脱臭されてから風として送り出されます。これなら台所やリビングといった、ニオイの発生しやすい場所でも気にせず使えそうです。
実際に調理臭や油臭がする環境下で使用した測定結果を見てみると、30分で94.7%の臭いを除去できているそうなので、これはニオイ対策にも期待が高まります。
今回の発表会には、約10年前に「The GreenFan」を寺尾社長自らがプレゼンした家電芸人のTKO・木本武宏さんも登場。今ではすっかりバルミューダのファンで、知り合いが結婚する際には「The GreenFan」を毎回プレゼントしているそう。
「GreenFan C2」の価格は2万2600円(税別)。サーキュレーターを探している人だけでなく、ポータブルなことにメリットを感じる人にとっては、注目度の高い空調家電になりそうです。
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(取材・文/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。