「ウォレット・カード5」は、カードホルダーとマルチツールの機能を備えたマネークリップ。構造はかなりシンプルで、“ケース本体、カード、コインケース、マルチツール、紙幣をラバーバンドで束ね、そのまま持ち運ぶ”といったイメージ。
コインケースに収納できるのはコイン数枚、紙幣も四つ折にして挟みこむだけなので、現金の持ち歩きをメイン用途として考えた場合には、ちょっと心許ない気もします。一方で付属するカード型マルチツールは、十分な耐久性を備えた約1.5mm厚のステンレス製。レンチ、栓抜き、クシ、線引きの4つの機能を持ち、なかなか実用的な本格仕様になっています。
それもそのはず、このStilvolle Toolsは、アメリカ空軍の緊急脱出時訓練課程、通称 “SERE（Survive、Evade、Resist、Escape）”と呼ばれる訓練取得者のアイデアから生まれたミニマムサバイバルツールブランド。
中でもこの「ウォレット・カード5」は、常に身につけておくことで非常時に備えるサバイバルツールとして考案されたコレクションのひとつとして作られたものなのです。ナイフのように尖った部分がないから、「ウォレット・カード5」内部に収納しておけば、日常生活の中で安全に持ち歩けるようになっています。
収納できるカードは最大15枚まで。カードやコインケースを取り出す際には、本体下部の凹みを押し上げることで、複数枚のカードの出し入れを一度に行えるようになっています。カラーバリエーションは、ブラック、グレー、オレンジの3色をラインナップ。
小銭やテレフォンカードなどを収めて通勤バッグに忍ばせておけば、いざという時心強い味方になってくれるかもしれません。
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（文／＆GP編集部）
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