まずはざっくりスペックから。8.9型液晶を搭載しつつも、本体サイズは206x149.5x14.2mmと、従来の8型タブレットケースに収まるほどの小ささです。画面解像度は2560×1600(WQXGA)、2.5K Retinaディスプレイに相当する高画素密度で、10ポイントのタッチコントロールとスタイラス入力に対応しています。
なんといっても驚くべきはその軽さ。650gという超軽量級の本体重量は、現在市場に出ている売れ筋ウルトラブックのおよそ半分です。スマホやタブレットと違い、使い慣れたキーボード操作で入力できるから、長文の報告書や原稿もスムーズにこなせます。カフェや空港のラウンジ、さらに、いざとなれば膝の上でも打ててしまうから、移動中にサクッと訪問記録をまとめることだってできるもしれません。
OSとしてWindows 10 Homeを搭載。インターフェイスにはUSB Type-Aを2ポート、USB Type-Cを1ポート、AV出力用のMicro HDMIも搭載しており拡張性も十分。フル充電からの駆動時間の目安は8〜12時間となっています。
また外出先で使うとなると特に注意したいのがセキュリティ面。「GPD P2 Max」では指紋認証によるロック解除に対応、電源ボタンを押すだけでシステムロックを解除できるようになっています。
シャットダウン状態からのシステム起動にかかる時間はわずか7.3秒、また休止状態・スリープ状態からの復帰はたったの1秒。操作性を損なうことなくセキュリティが確保でき、さらにスムーズに作業を再開できる軽快さは助かります。
用途に合わせて選べるよう、搭載スペックの異なる2モデルをラインナップ。上位機種にあたる「GPD P2 Max gpdjapan.com パッケージ P2 Max ブラック」(8万1918円)では、CPUに第8世代Intel Core m3-8100Y プロセッサを採用、メモリ容量16GB、ストレージは512GB SSDを採用しています。
一方「GPD P2 Max gpdjapan.com パッケージ P2 Max シルバー」(6万1506円)では、CPUにIntel 3965Y プロセッサを搭載、メモリ容量8GB、ストレージは256GB SSDを採用。
いずれもビジネスレベルでの実用性を十二分に満たすスペックだから、サブマシンでもスペックには妥協したくない人にはまさに最強の選択となりそう。現在予約受付中、製品出荷は9月中~下旬予定となっています。
>> エム・シー・エム・ジャパン「GPD Pocket 2 Max」
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(文/&GP編集部)
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