プロジェクターといえば、普通は入力端子経由で受け取った映像コンテンツをそのままスクリーンに投影するもの。もちろんこの「Nebula Mars ll」もそうした使い方もできるのですが、最大の特徴は本体そのものにAndroid7.1を搭載している点にあります。
プロジェクター自体にYouTube、Amazon Prime Video、Netflixといった対応アプリをインストールでき、それらを介してコンテンツに直接アクセスすることが可能。つまり手元にDVDなどのコンテンツがなくても、「Nebula Mars ll」とネット環境、あとはスクリーンさえあれば、どこでもいきなり動画が上映できるというわけです。
サイズは約122×137×178mmで重量1483gと、従来モデル「Nebula Capsule」シリーズなどと比べるとひと回りサイズアップしていますが、その分プロジェクターとしての性能は全面的にアップデート。
明るい場所でも画面を見やすく投影できるよう、輝度を従来モデルの200ANSIルーメンから一気に300ANSIルーメンまでアップ、投影サイズも最大150インチまで大きくなりました。さらにサウンド面も強化。本体に10Wスピーカーをふたつ搭載することで音響面もしっかりフォロー、別途スピーカーなどを用意しなくてもOKです。
内蔵する充電式バッテリーで稼働でき、フル充電からの最大動画再⽣時間は約4時間、長い動画や長編映画もバッテリー切れの不安なく使えます。
電源のない屋外でも余裕で対応できるから、キャンプや庭、屋上などさまざまなシーンに活躍の場が広がります。子どもの多いファミリーキャンプなら、タープや大きな布をスクリーン代わりに使ってみんなで映画を見てもいいし、昼間にスマホで撮った動画を見て盛り上がるのもいいですね。
Wi-FiやBluetooth4.0以外にも、USB Type-AとHDMI端子を搭載しているので、大画面を使ったゲーム大会も楽しいかもしれません。発売は7月19日予定です。
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(文/&GP編集部)
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