注目すべきはやはりそのコンパクト設計。本体直径は7cmと、ちょうどペットボトルと同程度。長いハンドル部分も、使わないときにはくるりと反対側に回転させればすっきり収納。収納時の全長は28cmとハンディクリーナーとしてはかなりスリムで、収納に余裕のある車種ならダッシュボードやコンソールサイドポケットに収まるレベルです。
また小型でコードレスとなると、気になるのが吸引力。一般に砂などの吸引には出力25W(吸込仕事率)以上、チリやホコリの吸引には圧力1000Pa(真空度)以上が必要といわれていますが、出力68W、吸引力5200Paと十分なパワーを搭載しており、この課題も完全にクリア。
10枚のタービンブレードと最大3万2000回転/分のモーターが、バッテリーがなくなる最後の瞬間まで安定した吸引力を発揮。シートに落ちた髪の毛やお菓子の食べ残し、靴底やアウターから落ちた細かな砂や枯葉、芝なども確実に取り除きます。
さらに付属するコンビネーションノズルを使えば、シートの間や手の入りにくいシート下、凹凸の多いフロントパネルやシフトレバー周りまで、これ1本ですっきりキレイに仕上げられます。
本体には取り外し可能な2200mAhリチウムバッテリーを搭載。充電は本体に備えたmicroUSB経由で行いますが、車内にUSBチャージャーを備えていれば、もちろん車内での充電も可能です。
稼働時間は約10分間で、フル充電の所要時間は約2時間(DC5V/2Aの場合)という急速充電に対応、これなら実用面でストレスを感じることはなさそう。
また本体内部には、吸入した空気を浄化して排出する2重構造フィルターを採用しているので、狭い車内での使用も排気に悩む心配なし。丸洗いできるダストカップで清潔を保ちやすいのもいいですね。
クラウドファンディング・GREEN FUNDINGにて先行発売中、リターンの発送は11月を予定。なお7月27日現在、1台1万600円から支援受付中。他にも2台セット、5台セット、10台セット、20台セットのコースが用意されています。
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(文/&GP編集部)
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