これまでのモデルは、ペンライト型のカメラ部と操作部が別体となったものだった。新モデルの「HX-A1H」では、ペンライト型の本体にすべての機能を詰め込んでいる。ほぼレンズの大きさの円筒形で約45gと軽量だから、実際に身に付けてもほとんど気にならないだろう。
小さくなったからと言ってもタフ性能に妥協は見当たらない。ハウジングなしで水深1.5mで30分までの撮影が可能な他、防塵、耐衝撃1.5m、-10度までの耐寒性を備える。rあらゆるスポーツはもちろん、アドベンチャーシーンでも活躍してくれるはず。
前述した通り、幅26.0×高さ26.0×奥行83.1mmとスリムなうえ、約45gと超軽量。工夫すれば、今ブームになっているドローンに搭載させたり、鉄道模型に載せて線路を走らせたりしても楽しそうだ。
さらに市販ライトと合体させるのに好適なツインマウントが用意(別売)されている。赤外線ライトを装着すれば夜のキャンプや夜釣りなどの記録もバッチリ残せる!
最高動画解像度は1920×1080のフルHDで、動画の有効画素数は約287万画素。最大約150度の画角を備え、スマートフォンと連携させれば画角を確認しながらの撮影や、リモート撮影にも対応する。記録媒体はmicroSDメモリーカードを採用し、動画の記録方式はPCやスマホでも扱いやすいMPEG-4 AVCファイル規格に準拠している。
一般的なカメラでは撮れない、撮りづらいシーンを撮影可能にするタフで軽量、超コンパクトなウェアラブルカメラ。この連休や夏休みに使ってみたくなる。
Panasonic
HX-A1H
予想実勢価格:3万円前後(5月21日発売予定)
(文/河原塚 英信)
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