第5世代として登場したのはメンズラインの「CARLYLE HR」、ウィメンズラインの「JULIANNA HR」 (各4万2000円/税別)の2種6モデル。ハードウェアの基本仕様は全モデル共通ですが、特に「JULIANNA HR」の甘いカラーを採用したベゼルやエレガントな装飾を施したケースなど、華やかなデザインにはフォッシルらしさが全開です。
まずはスペックの全容から。ケース径は44mm、本体にはQualcomm Snapdragon Wear 3100プロセッサを搭載、OSにはWear OS by Google を採用。ストレージは前モデルの4GBから一気に8GBまで容量アップしたことで、音楽やアプリなど、より多くのデータを保存できるようになっています。
そして、第5世代最大のアップデートポイントとなるのが、新搭載のスピーカー機能。お気に入りの音楽を聴くことも、Googleアシスタントとの音声でのやりとりも可能、スマホへの電話着信を受けての音声応対もできるようになりました(ただしこの機能は現時点ではAndroidのみ対応。iPhoneでは年内リリース予定のアプリにて対応予定)。
もちろん通知アラートやアラーム、タイマーも使えるし、Google翻訳の音声読み上げにも対応。スケジュールやリマインドの内容を、手元のスピーカーで教えてくれるのはかなり便利です。
また、休みなく稼働するスマートウォッチではバッテリーの持ちは気になるところ。第5世代モデルでは、通知や心拍計測など主要な機能を常時使いながら、24時間以上バッテリーをキープできる省電力機能を新たに搭載。
さらにモード選択により、ユーザーが自分自身の使い方に合わせてバッテリー消費をセーブすることも可能。自分の使い方や状況に合わせて各機能ごとに有効/無効を設定もできるし、時刻表示のみを機能させることで消費電力を最小限に抑えられるようになっています。
このほかWear OS by Googleの新UI “タイル” にも対応し、必要な情報やアプリの起動メニューへの素早いアクセスが可能に。心拍レートなどのトラッキングやGPS機能ももちろん健在、プリインストールアプリとしてSpotifyのほか、セキュリティアプリNoonlight、健康管理アプリのCardiogramなどがプリインストールされています。
ストラップはシリコンラバーやレザー、ステンレスバンドなどどちらかといえばシンプルなものですが、その分フェイスデザインは遊び心たっぷり。またストラップはワンタッチで付け替え可能で、豊富な替えストラップを選ぶ楽しさも。
8月6日より直営店およびオンラインストア限定で先行発売中、9月下旬からは全国展開を予定しています。
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(文/&GP編集部)
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