バッテリーが約2倍!格安SIMを牽引するフリーテル新モデル

■バッテリーが2倍!ディスプレイも大きくなった「Priori3 LTE」
まず、「Priori」シリーズからは、新たに「Priori 3S LTE」が発表されました。従来機「Priori3 LTE」の4.5インチよりも大きい5インチディスプレイを搭載。背面ボディの質感はマットでありつつ、やや光沢感があります。

 

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注目すべきはバッテリーの容量です。従来機が2100mAhだったのに対し、 4000mAhに増量。発表会でもスタミナの長さについて強調されました。ただし、バッテリーの取り外しには対応していません。

 

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カメラに関しては、夜間の撮影が強化されています。ネオンサインなどを撮影する場合に、ハレーションが抑えられると説明されました。

 

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価格は1万7800円(税別)とお手頃。従来機の1万2800円(税別)と比べるとやや値上がりしていますが、相応のスペックアップをした結果という印象です。

 

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【Priori 3S LTE】
価格:1万7800円+税
1月22日(金)予約開始、2月発売予定
●カラー:マットブラック/パールホワイト/ネイビー
●OS:Android5.1
●CPU:1.0GHz、クアッドコア
●RAM/ROM:2GB/16GB
●ディスプレイ:5.0インチ HD
●カメラ:800万画素/200万画素
●バッテリー:4000mAh(取り外し不可)
●Wi-Fi:802.11 a/b/g/n (2.4/5GHz)
●テザリング:対応(Wi-Fi/Bluetooth/USB)
●サイズ:W72×H144×D9.4 mm
●質量:161g
●SIM:nano/micro(国内使用はいずれかの1スロットのみ)
●周波数:
・2G:850/900/1800/1900MHz
・3G:Band1, 6, 8, 19
・4G:Band1, 3, 7, 8, 19


 

■SIMフリー“ガラホ”、二刀流の「MUSASHI」
続いて、折りたたみ式のAndroid搭載ケータイ「MUSASHI」が発表されました。特徴はディスプレイがふたつ付いていること。折り畳んだ状態ではスマホ型、開いた状態ではフィーチャーフォン型の端末として使用できます。こちらに関してはスペックが一部公開されたものの、発売日などの詳細は明かされませんでした。

 

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【MUSASHI】
価格:未定
発売:未定
●OS:Android5.1
●CPU:1.0GHz、クアッドコア
●RAM/ROM:1GB/8GB
●内側ディスプレイ:4.0インチ WVGA
●外側ディスプレイ:4.0インチ WVGA
●カメラ:800万画素/200万画素
●バッテリー:2000mAh
●Wi-Fi:802.11 a/b/g/n (2.4/5GHz)
●サイズ:W62.8×H123.1×D17.5mm
●質量:未定
●SIM:nano/micro(国内使用はいずれかの1スロットのみ)
●周波数:
・2G:対応
・3G:対応
・4G:対応


 

■Simple2のちら見せ
最後に「Simple」の新シリーズについてもサプライズ的に発表がありました。こちらも現在開発中なので、発売日やスペックに関しては未公開。フリーテルお得意の“ちら見せ”です。檀上ではモックが披露され、現状として同シリーズに3タイプのバリエーションがあることが明らかになりました。
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■旧端末の買い取りサービスを開始か
発表会では、増田社長が和服姿で今年度の意気込みを熱く語りました。FREETELコーナーの拡充や、北米、アジア中東を中心とした海外展開の拡大を進めていく予定とのこと。

 

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今回発表された施策の中で最も気になったのは、「端末の買い取りサービス」を予定しているということ。詳細はまだ不明ですが、旧機種から新機種へと乗り換える際に、旧機種を下取りして貰えるようになるかもしれません。FREETELは新機種が続々と登場するので、ユーザーにとってはありがたい試みですね。

 

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2015年10月末に「10年後に世界一を目指す」と宣言した増田社長。今回も「あと9年半で世界一にならなくちゃいけない」と本年の意気込みについて再宣言。勢いのよいキックオフとなりました。

(文/井上 晃)

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