ナイキが2015年に開発したフライイーズ テクノロジーは、シューレースをなくし、ベルクロ付きのストラップとヒール部分が大きく開閉するファスナー・ストラップを組み合わせることで、片手でも履きやすい仕組みを生み出しました。
今回、その従来のフライイーズテクノロジーの設計理念のもとに一から生み出されたのが、「ナイキ エア ズーム UNVRS」(1万6000円/税別)です。
ヒール部分が外側に大きく開いて折れ曲がり、内蔵のマグネットによってミッドソールにピタッと張り付く構造になっていて、片手でも足の出し入れがラクにできるのが特徴です。
足を入れたらヒール部を囲むストラップをピタッと留めればOK。このストラップには、シューレースの代わりとなるフライワイヤーケーブルにもつながっており、手軽にフィット感を調節できます。
ソール部には高い反発性を持つフルレングスのナイキ エア ズーム クッショニングを採用。アッパーにはナイキ アルファダンクと同じく、耐久性に優れたフライニットを用いています。
従来のフライイーズテクノロジーは脳性麻痺の青年の声を受けて開発されたものでしたが、新しいフライイーズは、WNBAのスター選手であるエレーナ・デレ・ダンと障がいを持つ姉のリジーの意見をもとに作られたという経緯を持つそう。
このことから、誰でも片手でスムーズに足を出し入れできるのはもちろん、バスケットボールというスポーツにも耐えうる強度に設計されていることがわかります。
革新的な「ナイキ エア ズーム UNVRS」は、NIKEアプリ/NIKE.COMおよび一部の専門店にて11月に発売予定です。
>> ナイキ
[関連記事]
ソールに注目!ナイキの新作ランシューはビーズ入り!
前はリアクト、後ろは270!ナイキの最新技術が2つも入ってるぞ!
エアがパンパンな話題のナイキ「エア マックス 720」に早くも派生モデルが出た!
(文/&GP編集部)
- 1
- 2