■新たにSmart Keyboardに対応
第7世代iPadは、新たにSmart Connectorを搭載し、Smart Keyboardを利用できるようになりました。ちなみに、先述の通り、iPad Airと同じサイズのため、Smart KeyboardはiPad Airと共通しています。
もちろん従来の第6世代iPadでもBluetoothキーボードは使用できたのですが、ペアリングや充電が不要なSmart Keyboardが使えるようになったのは、やはり魅力的。
元々第6世代のiPadが発表された際にも、ペン対応により教育現場への導入を意識していたということもあるので、新たにSmart Keyboardに対応したことは戦略上でも大きな意味を持つと思われます。
■eSIM対応に
通信機能に関しては、新たにeSIMに対応したので設定アプリ内からの操作によってプリペイドの通信プランを購入できるように。
また、ギガビット級のLTEは最大27バンドをサポート。第6世代では最大22バンドだったので、5バンド増えています。
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第7世代iPadは、容量32GBと128GBの2モデルを選択可能。カラーバリーエションは、スペースグレイ、シルバー、ゴールドの3色展開。
プロセッサは第6世代と同じく、A10 FusionチップとM10コプロセッサを搭載します。カメラやオーディオ、バッテリー持ちなどの仕様も変わっていません。
最後に価格(税別)は下記通り。
<Wi-Fiモデル>
32GB:3万4800円
128GB:4万4800円
<Wi-Fi+Cellularモデル>
32GB:4万9800円
128GB:5万9800円
Smart Keyboardを使えるiPadの選択肢で、これまで最も安かったのは、iPad Air最小構成の5万4800円。それを考えると、2万円安い選択肢が登場したことは、純粋に歓迎すべきでしょう。
>> Apple「iPad」
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(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。
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