■すごいのはカメラだけではない! Mate 30 Proのファーストインプレ
さて、日本での発売がどうなるかがわからないMate 30 Proですが、いち早く使ったみた感想を述べてみようと思います。
まず、デザインがかっこいい。6.53インチの有機ELディスプレイは、左右端が深くカーブしてベゼルが見えない「Horizon Display」を初めて採用し、従来モデルよりも “フルスクリーン感” が増したように感じます。
クアッドカメラは、超広角(18mm/F1.8/40メガピクセル)+広角(27mm/F1.6/40メガピクセル)+望遠(80mm/F2.4/8メガピクセル)+3Dカメラ(深度センサー)という組み合わせ。メインで使う広角カメラだけでなく、超広角カメラにも大型センサーを搭載したことがポイント。ビデオ撮影性能も強化され、暗い場所でも明るく撮影できるようになり、最大7680fpsで撮影する「ウルトラスローモーション」や、広角と望遠ズームの2画面撮影なども楽しめます。
4200mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大40Wでの急速充電にも対応。ワイヤレスでも最大27Wで充電でき、前モデルで話題になった、他のデバイスに給電できる機能も引き続き搭載しています。
海外では5G対応モデルも発売されますが、5Gと4GのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)にも対応しています。時代を一歩も二歩もリードしている端末と言っていいでしょう。これを日本では買えないとしたら…、それはとても不幸なことですよね。
>> ファーウェイ
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(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。