フィンランドの企業・Emfit Ltd.が開発した「Emfit QS+ACTIVE」は、ベッドマットの下に本体を設置し、センサーをWi-Fiにつなぎ、その上でいつもどおり眠るだけで、心拍数・呼吸数はもちろん、心拍変動から算出される自律神経バランス・睡眠による回復など、毎日の睡眠に関する10種類のデータを確認できます。
たとえば、「安静時心拍数(安静にしているときの心拍数 平均値60~90)」の数値が高い場合は、体がウイルスと戦っている可能性や、ストレスが溜まっているなど体の異常も疑われます。逆に数値が低い場合はめまいや息切れを起こすことがあると言われています※。
※参照:メドトロニック
「Emfit QS+ACTIVE」は、これらの値を毎朝チェックすることで、自分の体のコンディションを把握できるというわけです。高精度なセンサーで、30cm程の厚さのベッドマット下に設置してもOKとのことなので、布団の下に敷いて使っても問題なさそう。オンオフの操作が必要ないのも手軽です。
自分の睡眠・健康管理はもちろんのこと、離れて暮らす家族の見守り用途にも。介護・医療施設への導入実績がある企業だけに、介護でも活用できそうですね。
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(文/&GP編集部)
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