■新設計のデュアルカメラは、ズームでもくっきり撮れる
Pixel 4/4 XLの最大の特徴はカメラ。16メガピクセル(F値2.4)と12メガピクセル(F値1.7)のデュアルカメラを搭載し、望遠レンズと超解像ズームのソフトウェアの組み合わせにより、画質をさほど劣化させることなく最大8倍のズーム撮影ができます。
Pixel 3で注目された夜景モードは、星空も撮影できるように進化。とはいえ、さすがに手持ちでは撮影できませんが、三脚がなくても、Pixel 4を安定した場所に置けばOKとのこと。夜景モードに設定して、シャッターを押すだけで、長時間露光となり、一般的なデジカメでも難しい天体写真が撮れるそうです。
さらに、「デュアル露出補正」という機能も追加されました。夕焼けを背景にしたポートレートなど、明暗の調整が難しい写真で、背景も人物もバランスよく見えるように微調整できる機能です。ファインダーに新たに採用された「Live HDR+」により、撮影時に「デュアル露出補正」で光の度合いをコントロールして、理想的な写真が撮れるというわけです。
■独自の技術で実現した「モーションセンス」は来春までおあずけ
Pixel 4/4 XLの、次なるセールスポイントは「モーションセンス」という新機能。ディスプレイの上に搭載されたレーザーセンサーが周囲の状況を感知。それにより、端末に触れずに、手をかざしたり、動かしたりするだけで、さまざまな操作ができる仕組みです。具体的には、手をかざすだけで着信音を消音したり、タイマーを止めたり、空中でなぞるようにして再生する楽曲を切り替えたり…。ただし、日本では、すぐには利用できず、2020年春から利用可能になる予定です。
Googleアシスタントは、クラウドではなく、デバイスで処理できることが多くなり、音声処理の進歩などにより、従来モデルよりも格段に賢くなるそうです。この新しいGoogleアシスタントも、2020年春から利用可能になる見通しです。
■防水・おサイフケータイに加えて、待望のeSIMも装備
Pixel 4とPixel 4 XLのディスプレイ以外の大きな差分は、バッテリー容量のみ。Pixel 4は2800mAh、Pixel 4 XLは3700mAhの大容量バッテリーを搭載しています。なお、どちらも18Wの急速充電に対応し、ワイヤレス充電にも対応しています。
プロセッサーはSnapdragon 855(2.84GHz+1.78GHz/オクタコア)で、メモリ(RAM)は6GB。IP68の防水・防塵、おサイフケータイにも対応しています。
SIMスロットには1枚のnanoSIMしかセットできませんが、eSIM(組み込みSIM)も利用できるようになりました。普段は大手キャリアやMVNOのSIMを挿して使い、海外渡航時にはeSIMのプリペイドプランなどを購入して利用できるわけです。
カラバリは、Just Black、Cleary White、Oh So Orange(限定色)の3色。人とは違うものを好む人には、断然Oh So Orangeがオススメです。
■Nestブランドの最新デバイスも発表!
Googleがこれから日本で発売予定のハードウェアも同時に発表されました。
11月22日には、新しいスマートディスプレイ「Google Nest Hub Max」が発売されます。カメラを搭載していることが特徴で、カメラはセンサーとしても機能します。例えば、電話がかかってきたり、お客さんが来たりしたときに、話しかけたり、画面に触れたりしなくても、手をかざすだけで音楽や動画などを一時停止できます。
カメラは顔認証にも使えます。あらかじめ家族の顔を覚えさせておけば、カメラが認識した人だけに向けたパーソナルな情報が表示される仕組みです。また、「Google Duo」を用いて、ビデオ通話も楽しめます。
Google Home miniの後継モデルとなる「Google Nest Mini」も11月22日に発売されます。置き場所を選ばないシンプルかつコンパクトなデザインを継承しつつ、スピーカー性能が向上。前モデルに比べて2倍パワフルな低音を再生できるとのこと。
さらに、今年4月に発売されたメッシュWi-Fiルーター「Google WiFi」の後継モデル「Nest WiFi」の日本発売も発表されました。単体で使える「ルーター」が1万9800円(税込)で、Googleアシスタントを内蔵し、スマートスピーカーとしても使える「拡張ポイント」が1万8150円(税込)。「ルーターと拡張ポイント」のパックが3万1900円(税込)です。
従来は、GメールやGoogleマップなど、“ソフトウェアの会社” という印象が強かったGoogleですが、ハードウェアのメーカーとしても目が離せない存在になってきました。
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(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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