「FMV LIFEBOOK AH-X/D3」は、富士通クライアントコンピューティングより新たに発表された15.6型オールインワンノートPC「LIFEBOOK AHシリーズ」の最上位機種にあたるもの。
同シリーズは、家庭でPCを楽しむための基本性能を全て網羅するオールインワンノートPCとして位置付けられていますが、中でもとりわけ注目すべきは、やはり「AH-X/D3」。有機ELディスプレイを搭載したノートPCはこれまで存在していなかったわけではありませんが、ハイスペックを追求したゲーミングPCなどごく限られたもの。同社ノートPCでは初めての搭載です。
「AH-X/D3」では、有機ELディスプレイならではの高い応答速度により、スポーツやゲームなど動きの速い映像も滑らかに再生。また、100,000:1の高コントラストやDCI-P3色域カバー率100%など、従来のノートPCにないスペックで驚きの映像体験が堪能できるようになっています。
またその美しさを最大限に生かすべく、没入感を高める狭額ベゼルと継ぎ目のないフルフラットファインパネルを採用。光学ドライブはUltra HD Blu-rayに対応しており、美麗な4K映像をノートPCでも思う存分楽しめます。画像や映像が持つ本来の色をリアルに再現できるのは、動画や写真を見るのみならず、画像編集などの創作作業にも最適です。
また同モデルではユーザーの在席・離席を感知し、自動で画面のオンオフを行う人感センサーを搭載。これにより消費電力を抑えるとともに、有機ELの弱点ともいわれている画面の焼きつきを防げるようになっています。ユーザーがPCの前から離れると自動で画面の輝度を落とし、戻った時には自動でスリープ状態から復帰、Windows Helloの顔認証でそのまま作業を続けられます。
このほか今回発売される「LIFEBOOK AHシリーズ」では、全ての機種において、高速起動・高速データ転送が可能なSSDを採用。上位モデルにあたる「AH-X/D3」ならびに「AH77/D3」では第9世代のヘキサコアCPU・Intel Core i7-9750Hプロセッサーを搭載しています。
さらに本体カバー部の構造を改良して更なる狭額縁化を実現したほか、部品配置を見直すことで本体フロント部をいっそうスリムに。底面部カバーにはレザーのような質感加工を施すなど、上質なデザインにもこだわっています。
帰宅後もPCを触る時間がつい長くなりそうなフルスペックモデル。ホームユースのPCがここまでスペックアップするなんて、ちょっとした感動かもしれません。
発売時期は「AH-X/D3」のみ後報とされており、それ以外の「LIFEBOOK AHシリーズ」は10月17日より発売となっています。
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(文/&GP編集部)
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