Xperia 5は、約6.5インチの4Kディスプレイを搭載する「Xperia 1」の下位モデルですが、ディスプレイ以外の機能や性能は、ほぼ同等。プロセッサーには現行機種向けでは最高峰のSnapdragon 855を採用し、6GBのRAMを搭載しているので、ゲームや動画鑑賞などを満喫したい人にもオススメ。防水・防塵、おサイフケータイ、ワンセグ・フルセグにもフル対応しています。Xperia 1よりもコンパクトで持ちやすいという利点もあります。
■2画面を自由に使い分けられる「LG G8X ThinQ」
9月にドイツ・ベルリンで開催された家電見本市「IFA2019」でLGエレクトロニクスが発表したばかりの「LG G8X ThinQ」も登場します。発売予定は12月上旬以降。
約6.4インチの有機ELディスプレイを搭載し、標準(約1200万画素)+超広角(約1300万画素)のデュアルカメラも備えるハイエンドモデルです。CPUはSnapdragon 855で、RAMは6GB。4000mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、パワフルに使いこなせそうです。
このスマホの真価は、同梱されている専用ケース「LGデュアルスクリーン」に装着したときに発揮されます。LGデュアルスクリーンによって2画面スマホに変身し、動画を見ながらウェブやSNSをチェックしたり、ギャラリーを確認しつつ、カメラを起動して撮影したりもできる仕組みです。ワンセグ・フルセグも搭載しているので、気になるテレビ番組も見逃さずに済みそうです。
電子書籍を読んだり、PCライクに使ったり、ユーザーの工夫次第で、楽しく便利に使えそうなモデルですよ。
■パワフルなミッドレンジ「AQUOS sense3 plus」
シャープ製の「AQUOS sense3 plus」は、約6.0インチのIGZOディスプレイを搭載するミドルレンジモデル。12月上旬以降に発売される予定です。
立体音響技術「Dolby Atmos」を採用したステレオスピーカーを搭載し、音楽や映画を迫力あるサウンドで楽しめます。4000mAhの大容量バッテリーを内蔵しているので、電池持ちも期待していいでしょう。
標準(約1220万画素)+超広角(約1310万画素)のデュアルカメラを搭載。AIによって簡単にショートムービーが作れる「AIライブストーリー」も楽しめます。プロセッサーはSnapdragon 636で、RAMは6GB、ROMは128GB。ミッドレンジといっても、ハイエンドに近いモデルと思っていいでしょう。
■ゲームを存分に楽しみたい人は「AQUOS zero2」を待とう!
シャープ製の「AQUOS zero2」は、約6.4インチの有機ELディスプレイを搭載するハイエンドモデル。最大10億色を表示でき、前モデル「AQUOS zero」に比べて4倍となる毎秒240回の高速表示に対応していることもセールスポイント。動きの速い動画を再生しても残像感が少なく、ゲーム操作時のタッチレスポンスが向上することも期待できます。
プロセッサーはSnapdragon 855で、RAMは8GB、ROMは256GBというハイスペック設計ですが、約143gという軽さを実現していることも魅力。AQUOS初の画面内指紋センサーや、充電時の発熱を抑える「パラレル充電」など、先進的な技術も導入されています。
発売は2020年1月下旬以降ですが、スペックを最重視する人は待つ価値があるでしょう。
■カメラが進化した「Pixel 4/Pixel 4 XL」も要チェック!
Googleが10月16日に発表した「Google Pixel 4」と「Google Pixel 4 XL」は、ソフトバンクでも購入できます。
発売は10月24日で、すでに予約受付が始まっています。ソフトバンクオンラインショップでの価格は、Pixel 4の64GBモデルが8万7840円、128GBモデルが10万1760円。Pixel 4XLの64GBモデルが11万4240円、128GBモデルが12万6720円。48回払いで購入し、25か月目以降に末を返却して、機種変更した場合に、以降の残債が免除される「トクするサポート」(月額390円×24か月)を利用することもできます。
>> ソフトバンク
[関連記事]
デュアルカメラになったGoogle「Pixel 4」は星空も撮れるぞ!
ドコモの冬春モデルは5機種だけ。5G対応モデル追加の可能性は!?
Galaxy Foldなど9モデルを発表!2019年秋のauは大豊作!!
(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
- 1
- 2