ベースとして採用されているのは同ブランドのアイコニックなモデルのひとつ、“Excellence Regulator(エクセレンス・レギュレーター)”。時針と分針、秒針がそれぞれ独立して動くレギュレーター機構が特徴です。時計としての基本仕様は従来モデルと同じですが、端正で静かな表情のレギュラーモデルに対し、今回発表された限定モデルでは、エキセントリックな造形とカラーにより全く別のモデルに生まれ変わっています。
基本カラーとして使われているのは赤・青・黄色の3色。これはアラン・シルベスタインの原点でもあるバウハウスにインスパイアされたもの。見る人の目を真っ先に集めるフェイス中央の大きな弓矢型の分針は、一本針で時を伝えていた時代の建物や駅時計を思わせるものです。
さらに大きな三角形をかたどった時針、スネークハンドで示された秒針など、デザイナーのシグネチャースタイルともいうべきデザインが満載の1本。ポップで軽やかなルックスの奥には、親しみやすい時計の製造に特化したインディペンデント・ブランドとしてのルイ・エラールの矜恃と戦略を潜ませます。
ケースサイズは40mm。カラーはホワイト、ブラックの2種類で、各色178本の数量限定モデル。
>> Louis Erard × Alain Silberstein「Excellence Regulator Limited Edition」
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(文/&GP編集部)
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