艶やかな塗装にクロームメッキのエンブレムを施したフューエルタンクは、パッと目を引く美しさ。もちろん各所、クロームメッキパーツで揃えています。メタリックダークグリーンという抑えた色味も、大人の「W」という感じ。大径丸形ウィンカー、シートのパイピングもクラシックでいいですね。エンジンガード、リアキャリアなど、アクセサリーもいろいろ充実しています。
エンジンは、空冷バーチカルツイン。その造形美のみならず、心地良い鼓動感はまさにクラシックな「W」。いい感じの2本出しマフラーは、必要以上に空吹かしをしていまいそう(やめましょう)。
足まわりは、フロント19インチ、リヤ18インチホイールという組み合わせ。オリジナルの「W」が持つゆったりとしたハンドリングを実現しています。前後ともディスクブレーキなので、制動性も安心。加えて、リラックスしたライディングポジションのハンドルバーになっており、長距離も楽にライドできます。グリップヒーターも付いていて、秋冬に乗るのも楽しくなりそう。
剛性を高めたダブルクレードルフレーム、硬めのスプリングと剛性を高めたアンダーブラケットを持つ大口径フロントフォークと、進化させるべきところはさせるさじ加減がいいですね! ヘッドライトはLEDで、夜間の視認性も安心です。
まさに「操る悦び」を大切にしたモーターサイクル。かつて憧れた「W」を、ついに手元に置く時が来たのでは?
>> カワサキ「W800」
[関連記事]
あのカワサキの名車が復活!「KLX230」は誰もがオフロード走行を楽しめます
"男”カワサキを販売台数首位に押し上げた立役者「Z900RS」の魅力とは!?
国内唯一の400ccアドベンチャーバイク、ホンダ「400X」は間違いなく楽しい!
(文/&GP編集部)
- 1
- 2