まず、注目したいのがキャリーケースの片面に使用されているデッキ(板)。これは実際にスケボーで使用される軽くて強度の高い木材が使用されており、加工もデッキ工場で行われています。スケボーのデッキに求められる軽さと強度は、まさしくキャリーケースにも求められる性能のためうってつけの素材なのです。
また、通常のキャリーケースは路上で引くときに「ガラガラ」と不快な走行音を出しがちですが、車輪は実際のスケボーに使用されているウレタン製ウィールを採用。そのため走行音が低減されています。
ウィールとケース本体は、通常のスケボーと同様にトラックでデッキと接続されています。これにより、バッグの底面を地面に付けることなく運搬できます。
付属のベルトを使用することでリュックとして使うことができるのも大きな特徴です。背中部分にデッキが当たらないため、普段使いのリュックとしても使用でき、日常の移動にも彩りを添えられます。
カラーリングはそれぞれバッグとデッキの色の組み合わせで、ブラック/メイプル、ネイビー/レッド、チャコール/ターコイズ、カーキ/オレンジの4種類。いずれのカラーリングもデッキの色がアクセントとなっています。価格はSサイズが1万9000円(税別)、Mサイズが2万4000円(税別)です。
遊び心満載のデザインでありながら、実は機能性も優れている個性的なキャリーケース。これなら旅行だけでなく、普段のちょっとした移動も楽しめるのでは?
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(文/&GP編集部)
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