時計のレベルを超えた耐衝撃性、そのスペックの秘密とは？

1800年代後半に、時計の時刻のズレによる列車事故を防ぐべく尽力し、アメリカの鉄道産業を支えてきたことで有名なボール・ウォッチ。アメリカを代表するこの時計ブランドは、現在では拠点をスイスに移し、さらにクオリティの高いウォッチを生み出し続けています。

そんなボール・ウォッチが誇るフラッグシップ・モデルが、ブランド独自のテクノロジーを搭載したハイエンドクラスのパイロットウォッチ「エンジニアハイドロカーボン」シリーズです。

2004年に初登場し今年で生誕15周年を迎えるこのシリーズを記念して、このたび、アニバーサリーモデル「エンジニアハイドロカーボンオリジナル」（28万円／税別）がリリースされました。

▲自然発光マイクロガス・ライト

デザインで特徴的なのは、文字盤と時針、分針、秒針に計15個配置されたマイクロ・ガスライト。自発光マイクロ・ガスライトの上に、ドットやトライアングルのインデックス穴をあけた文字盤を組み合わせた2層構造で、これにより発光部分の視認性がアップしています。

ブラッシュ加工を施したブラック文字盤との美しいコントラストも印象的。片方向回転式のサファイヤベゼルの数字やマークにはスーパールミノバ夜光を塗布し、暗い場所や夜間でも正確な時刻を把握できます。

特筆すべきは、ブランド理念である“あらゆる過酷な環境でも正確な時を告げる”を体現した「タフさと高い精度」。

機械式時計最高レベルの7500Gsという耐衝撃スペックのヒミツは、ブランドオリジナルの特許技術。ヒゲゼンマイを保護し衝撃の影響を最大で66％も緩和する世界初の「スプリングロック耐震システム」や、時計の遅れ進みを微調整する緩急針を外的ダメージから守る「スプリングシール耐震システム」を装備し、高い精度を実現させています。