今回発表された「arrows J」は、スペック表を見る限りでは今年6月より発売中のソフトバンク用「arrows U」とほぼ同等。一方で、例えば標準書体として、判読の容易なユニバーサルデザイン書体 “UD新丸ゴ” を採用したり、通話機能やメッセージ機能の操作をよりやさしくアップデートするなど、シニアに限らず多くの人にとって使いやすくなるよう、さまざまな面に配慮されています。
アウトカメラには、被写体をふたつのレンズで撮影するデュアルカメラを採用。手前の人物やモノにピントを合わせ、背景を美しくぼかして撮影できる“ポートレートモード”の搭載で、奥行きや立体感のある写真がかんたんに撮影できるようになっています。
ぼかしレベルは撮影しながらスライダーで調整できるので、撮影知識のない人でも好みに合わせた写真が楽しめます。
また「実はスマホからメール送るの、いまだにちょっと苦手なんだよね」という人なら注目なのが、富士通とジャストシステムが共同開発した日本語入力システム “Super ATOK ULTIAS”。これは最新のパソコン版ATOKと同じ推測エンジンや単語辞書を搭載、入力した言葉や文脈に合わせて適切な言葉を予測変換してくれるというもの。
また最旬ワードを自動で辞書に追加する“キーワードExpress”や、入力間違いを修正し正しい表記候補を知らせる補正機能の搭載で、苦手な文字入力もスムーズにこなせます。
性能面ではIPX5/8の防水機能、IP6Xの防塵機能に加え、ミルスペックレベルの耐落下衝撃性能を搭載、少々手荒に扱っても神経質にならなくて済むのもありがたいところ。また紛失や落下に備えたストラップホールの標準装備も、ちょっとうれしいポイントです。
他にも、ノイズが多い場所でも相手の声を強調し聞き取りやすくする“はっきりボイス”、周囲の騒音をカットしてクリアな音声を相手に届ける“スーパーダブルマイク”など、独自の音声技術を搭載。もちろん文字やアイコンをより大きく表示できる“シンプルモード”など、シニアにやさしい機能もしっかり備えます。
操作の容易さや使いやすさがうれしいのは、なにもシニアに限らないこと。すべての人が使いやすいスマホ、もっと増えてもいいですよね。ジャパネットたかたにて発売中です。
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(文/&GP編集部)
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