チャップリンの名作映画をナットとスパナで表現した腕時計!?

▲「LTM-01」(72万8000円)

巨大な歯車の中に巻き込まれていく機械工や、ヒロインと手を取りあいながら力強く人生を歩み出すエンディングなど、数多くの印象的なシーンで知られる名画『モダン・タイムス』(1936年)。この傑作をモチーフにしたのが、今回紹介する「モダンタイムズ コレクション」こと「LTM シリーズ」です。

手がけたのは表面処理のスペシャリストであり、“装飾の魔術師”とも呼ばれる化学者ステファン・グレコ氏。「モダンタイムズ コレクション」は、25年のキャリアで100以上の時計ブランドに技術を提供してきた、彼の名を冠したブランドの代表作です。

フラット間43mm、コーナー間49.6mmというケースサイズは、ネジ山も含めて工業規格のナットとまったく同じという徹底ぶり。素材には軽くて耐食性に優れたグレード5チタンを採用。特にブラックDLCフィニッシュを使ったモデルでは、ダイヤモンドライクカーボン表面処理が究極の耐スクラッチ性を備え、さらに経年による劣化からも守ってくれます。

▲「LTM-18t」(87万5000円)

▲「LTM-22t」(118万円)

ムーブメントには40時間のパワーリザーブを備えた、日付表示付きのオートマチックムーブメント「Cal.ETA 2892」を採用。ダイヤル部分はロジウムメッキの真鍮製、スイス紙幣にも採用されている特殊蛍光塗料が、ブラックライトの下で妖しく光を放ちます。

▲「LTM-25t」(102万円)

▲「LTM-26t」(102万円)

タイヤの踏面を想起させるデザインが刻まれたブラックシリコン製ストラップもユニーク。ボリュームたっぷりの存在感で、強烈な印象を残すこと間違いなしの1本です。

>> ゼンマイワークス

 


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(文/&GP編集部)

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