重量199gと、iPhone 11(194g)と変わらない重さの「Mavic Mini」。200g未満のドローンは、改正航空法での「無人航空機(200g以上のドローン)」から外れ、トイドローンやラジコンといった「模型航空機」にカテゴライズされます。そのため、無人航空機では別途申請が必要となる都心や住宅地などの人口集中地区でも認可なしでの飛行が可能となっております(操縦者は法律や規制を常に理解し、それらを遵守する必要があります)。
小さくてもカメラ性能は抜群! 現行モデルの「Mavic Air」や「Mavic 2 Zoom」と同サイズの1/2.3インチCMOSセンサーを搭載し、最大1200万画素の写真、2.7K動画に対応しています。さらに、3軸モーター搭載のジンバルが、カメラに高い安定性をプラスし、映画のように鮮明かつなめらかな映像を撮影可能に。
機体には、下方ビジョン検知システムとGPSレシーバーを搭載。屋内外を問わず、誰でも正確なホバリングが可能なので、初めて飛ばす人でも離陸がうまくできない、なんてことは心配なし。また360度プロペラガードが装着可能で、全方位からプロペラを保護。誤ってぶつけてしまっても、少々のことならプロペラを守ってくれます。
他にも、機体と送信機との接続が失われた場合やバッテリー残量が少なくなった場合に離陸点へ自動で戻る自動帰還モード(RTH)や、飛行禁止区域を回避するためのジオフェンスといった機能なども搭載しています。
バッテリーの容量は1100mAhで、最大18分間の飛行が可能。さらに、小型化されたバッテリーにより充電時間が短縮されているので、短時間の充電で長時間飛行できます。
そして、より直感的な操作ができるよう新たに開発されたのが「DJI Flyアプリ」。このアプリを使えば、シンプルな操作で、誰でも簡単にアクロバット飛行などを行えます。また、アプリ内のチュートリアルを利用すれば、飛行について学べるので、ドローン初心者も安心です。
さらに、あらかじめプログラムされた飛行機能をタップするだけで、映画のような映像を自動的に撮れるようになっています。
カメラを真下に向け被写体を捉えたまま真上に上昇する「ロケット」 、一定の高度と一定の距離で被写体の周囲を周回する「サークル」、被写体を捉えたまま後方に飛行しながら上昇する「ドローニー」、渦巻きのように被写体の周囲を旋回しながら空中に上昇する「ヘリックス」など、実際に操作すると難しいテクニックも手軽に行なえるようになっています。
価格は機体と送信機がセットになったスタンダードパックが4万6200円、360度プロペラガードなどがセットになったフライモアコンボが5万9400円です。
>> DJI
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(文/&GP編集部)
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