「エオリアXシリーズ」の特徴は大きく3つ。
ひとつ目がパナソニック史上最高濃度の「ナノイーX」をエアコン内部にたっぷり充満させる「新・内部クリーン」機能。「ナノイーX」とは、パナソニック独自の技術でOHラジカルを大量に含む微粒子イオンのことで、空気の清浄効果があり、エアコン内部の油分を分解・低減します。
油分はカビの栄養源となるため、これを分解・低減することでカビの発生も抑制できるのです。「新・内部クリーン」機能は、従来と比べて最大約41%、油分を低減してくれます。
さらにエアコンを使用していない時でも、カビが発生しにくいように、エアコン内部を乾燥したり、高濃度の「ナノイーX」を充満させたりなど、24時間365日カビの発生を抑制する「カビみはり」機能を搭載し、徹底した防カビ仕様となっています。
ふたつ目が、進化した「エオリアAI」により実現されたワンボタンでの「AI快適おまかせ」運転。これまでの機種でも、季節や室内・室外の温度、日射など多くのセンサーによる情報から「快適おまかせ」運転は搭載されていました。
「エオリア Xシリーズ」では新たに、住宅環境(気密性、断熱性)や気象情報、各曜日の生活パターンなどから、利用者の好みの運転情報を分析し、運転結果の学習を繰り返すことで、利用者の住宅や生活パターンに合わせて「エオリアAI」が「冷房」「暖房」「冷房除湿」のいずれかを自動で選んで運転を行います。
そして、3つ目が昨今の記録的な猛暑にも耐えうるエアコンとなるよう、室外機の運転制御機能を見直し、現在の気候に合うよう最適化したことです。室外機付近の温度が50℃でも安定した冷房運転が可能となっています。また、厳しい寒さの場合、霜取りり運転で暖房が止まってしまうことがありますが、その際には独自のエネチャージシステムにより、霜取り運転中でも暖房が止まりません。
内部のカビも自動で抑制し、AIにより最適な自動運転も行う「エオリア Xシリーズ」。ここまで利口なエアコンの使い勝手を味わうと、もはや旧世代のエアコンは不便すぎて戻れなくなるかも……。
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(文/&GP編集部)
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