その起源を辿ると1791年まで遡るという、長い歴史を持つジラール・ペルゴ。コレクション名にもなっている1966年には、“ジャイロマティック技術”を搭載し、精度を飛躍的に向上させたモデルを発表。その記念碑的モデルに自らオマージュを捧げた「1966」コレクションの新作が2モデル発表となりました。
ひとつめ、「49555-11-431-BB60」(87万円/税別)の文字盤は、淡いブルーのグラデーションに、緻密な凹凸を掘り込んだギョーシェ彫りの組み合わせにより、クラシックな表情を見せる一本。ストラップは深いブルーのアリゲーター。
もうひとつ、「49555-11-434-BH6A」(87万円/税別)の文字盤は、大気圏の最も外側である “外気圏” をイメージした、ブラックと深いブルーの組み合わせ。サンレイ仕上げが、遠い星の光や青い地球を思わせるような味わいがあります。ストラップは闇夜のようなマットブラックのアリゲーターレザー。
共通して採用された繊細なカーブのリーフ針は、ギョーシェ彫りやサンレイ仕上げとのマッチングで、星のきらめきのような印象を与えます。緩やかなドームの型カバーと薄型のラウンドケースなど、各部は曲線に仕上げられ、美しさだけでなく快適な着用感も特長。
いずれもケースは40mm。3気圧防水で、パワーリザーブは最短で約46時間。218個もの部品で構成された精密なキャリバーGP3300ムーブメントを搭載。サファイアクリスタルによるシースルーのケースバックでは、コート・ド・ジュネーブやペルラージュ、面取りが施されたローターを眺められ、その精緻な技巧と圧巻の美しさを堪能できます。
>> ジラール・ペルゴ
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(文/&GP編集部)
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