例によってネーミングがそのまんま体を表す、サンコーらしいアイデア商品。形状からウエストポーチと銘打ってはいますが、正確さを求めるなら “ヒーター内蔵ハンドマフ” 、もしくは “ヒーター内蔵の移動式ポケット” とでも表現したほうがいいかもしれません。
ポーチ本体は両側から手が入れられる筒状になっているのですが、その筒の内側中央部分にはヒーターが仕込まれています。別売のモバイルバッテリーを繋ぐことでこのヒーターが発熱、ポーチの内側を直接温めるという構造。両側から手を差し込めば、指先や手のひらをすぐさま温められるというわけです。
またポーチ外側には財布やスマホ、鍵などが収納できるファスナーポケットを備えており、付属のベルトを使えばヒップバッグのように装着可能。ポケットとヒーターの間には断熱材が入っているのでスマホやカメラなどの精密機械を入れても大丈夫。
逆に缶コーヒーや肉まん、温めたおにぎりなどはヒーターの熱が直接伝わるポーチ内部に入れておけば、熱々のおいしさを保ったまま持ち帰れます。
ヒーターの温度は3段階で調整でき、稼働時間の目安は高温設定で使った場合8000mAhバッテリーで約4時間。仮に1日4時間使ったとしてもかかる電気代は1カ月約32.4円と、使い捨てカイロなどと比べても圧倒的に低コストです。温まるまでに時間がかからないので、短時間の外出でも手軽に使える点も便利。
通勤や買い物以外にも、手先を使った作業が必要な釣りやキャンプ、屋外でのスポーツ観戦、早朝のランニングやウォーキングにも重宝しそう。ちょうどこの時期なら、カウントダウンイベントや初詣に持っていくのもいいですね。
電源として別途モバイルバッテリーを用意する必要がありますが、ちょっとした外出なら自宅で眠っている小容量のモバイルバッテリーで十分。買ってすぐ使いたい人のために、モバイルバッテリーとのセット品(7480円)もラインナップしています。
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(文/&GP編集部)
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