「ビデオキャプチャー」とは、古いビデオテープの映像をデジタル化するためのツール。もう少し噛み砕いて説明すると、VHSテープに保存されたアナログ映像ソースを汎用性の高いMP4データに変換、パソコンなどで扱いやすいデジタルデータの形で保存できるというものです。
使用するのは「ビデオキャプチャー」と家庭用VHSデッキだけ、パソコンやテレビは使いません。まずは付属するRCAケーブルで本体とVHSデッキを繋ぎ、電源を入れたらVHSデッキの再生ボタンをオン。再生が始まり3.5インチモニターに映像が映ったら、あとは録画ボタンを押すだけでキャプチャがスタートします。
キャプチャ中の映像は本体搭載の小さなモニターで確認できるので、あまり人に見られたくないコンテンツもこっそりデジタル化作業が進められます。何を録画したのかあまり記憶に残っていないテープの映像がいきなり第三者の目に触れるのはちょっと…、という人もこれなら安心。
逆に、懐かしの映像を家族や友達と楽しみながら作業したい場合には、HDMI経由でテレビに映像出力することも可能、状況やシーンに合わせて使い分けられます。
デジタル化した映像データの保存先は、SDカード、USBメモリー、外付けハードディスクから選択可能。ちょっとした映像を受け渡したいならSDカードやUSBメモリー、膨大な映像を一気にアーカイブ化したいときにはハードディスクなど、こちらも用途や目的に応じて選べます。
60〜150分後の録画停止を設定できるタイマー機能が付いているので、キャプチャー終了まで待たなくて済むのも親切です。
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(文/&GP編集部)
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