モデルとなったのは、実車が現存している「東京都電6000形6152号車」。ヘッドライトがひとつであることから “一球さん” の愛称で親しまれた車両です。
プラモデルとしてはかなり大きめの1/24スケール。サイズは全長約512mm、全高約213mm、全幅約96mmなので、飾るのには少し広めのスペースが必要となりますが、その分、存在感は抜群です。
ディテールにもこだわっており、窓ガラスやヘッドライト部分には、透明度の高いPETフィルムを採用。車体の赤帯や表記、方向幕などはデカール(水貼り転写シール)で再現されており、青山営業所所属時代、荒川営業所所属時代など複数のバリエーションを選択できるとか。車体横に貼られた「安くて安全、便利な都電」などの標語も豊富に用意されているそうです。
運転台や座席、つり革などの内装も当時を忠実に再現。屋根に付いている集電装置の「泰平式ビューゲル」は可動式になっています。
ディスプレイ用のプラモデルなので、もちろん動きませんが、Gゲージの台車に移植するという荒技を使えば走行することも。また、大きさがあるので、車内にフィギュアを乗せて楽しむのもありかもしれません。
説明書はフルカラー。都電6152号車のヒストリーや構造も徹底解説されているので、ただ作るだけでなく、より都電に愛着が湧きそうですね。来年の2月12日までグッドスマイルオンラインショップにて予約受付中です。
>> グッドスマイルカンパニー「東京都電6000形6152号車」
[関連記事]
鉄道マニア必見?京王ライナー運行記念グッズ続々登場
(文/&GP編集部)
- 1
- 2