メールやLINEで通知となると、気になるのが通信回線ですが、それがこの電球のポイント。内部にIoT製品向けの無線通信サービスである“SORACOM IoT SIM”を組み込んでいるため、Wi-Fiの電波を拾う必要なく電球単体で通信できるんです。
実はこの「HelloLight」、2019年5月に初出荷し、独居高齢者などの自然な見守りに役立つとして、民間住宅から高級住宅まで幅広く導入されました。その際は、24時間の点灯と消灯をチェックし、点灯や消灯の動きがない場合にかぎり、翌日に指定したメールアドレスに通知する仕組みになっていました。例えばトイレの電球を「HelloLight」にしておけば、1日利用しなければ通知されるので、何かあったのかもということに気付けます。またリビングなら、1日中点灯しっぱなしとなると、こちらも何かがあったのかもしれないと思いますよね。
そんな「HelloLight」が今回、さらなる機能が追加されてバージョンアップ。新たに点灯を検知する機能の提供が開始されたんです(ちなみに点灯検知機能は通信費込みで月額450円(税別)が必要)。さらに通知にはメールだけでなくLINEでもできるようになっています。
この点灯通知機能と人感センサーを組み合わせれば、これまで防犯用に人感センサーを設置していた例えばガレージやビニールハウス、倉庫といった場所で、誰かが来たことを即座に知ることができます。Wi-Fiは必要ないので、設置場所は屋外でも問題なし。もちろん、通知機能は切れるので、旅行時に一定期間オフにするなんてことも可能です。
防犯向けの点灯検知機能付きモデルは人感センサーが付属していて、さらに一般的なE26の口金で使える(E17の口金の場合は変換ソケットが必要)ので、購入したらそのまま設置すればOK。ちなみに月額使用料3カ月分は無料になっています(無料期間後も利用する場合はクレジットカード登録)。
月額料金はかかりますが、Wi-Fiがない環境でも使える通信機能付き電球。これこそまさにIoT(Internet of Things/モノのインターネット)ですね。点灯検知型「HelloLight」はビックカメラドットコムで発売中です。
>> HelloLight
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(文/&GP編集部)
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