コマを使った回転による慣性力でバランスを維持し、物体の角度や角加速度を計測できるジャイロスコープは、スマホやカメラなど身近な機器から、ロケットやセグウェイ、ドローンまでさまざまな分野で応用されています。そんなジャイロスコープを、いわばハンドスピナーのような、“デスクトイ”として楽しめるように開発したのがこの「RODA(ローダ)」。
手掛けたのはなんと、NASAやAirforceでのロケットデザインに携わった経験も持つ機械工学のスペシャリスト、ホセ・カルドナ氏。メインのコマ部分の素材は真鍮製で、その他のパーツには航空機グレードの加工と研磨が施されたアルミニウムを使用。ギアを回すためのリップコードが付属し、その精巧さは、1分間に3000回転という驚異的な回転数に表れています。
コマ自体を手で持てるデザインにしたというのも特長のひとつ。これなら、気軽に指で挟んでクルクルと楽しむこともでるので、ジャイロスコープの生み出す重力の変化を、指を通じて直接体感することができます。
そして、デザイン的にも美しいショーケースも付属。台座と呼んだ方がいいかもしれませんが、このショーケースにRODAを装着して置いておくだけでも立派なオブジェとなるような、無駄のないデザインが目を引きます。半円形になっているので、ジャイロスコープの回転とともにショーケースごと回転する仕組み。
1月8日現在、「RODA」ひとつで1万4900円となるコースの他、2個セット2万8000円のコースなどで支援受付中。
ショーケースとコマの周りのフレーム部分は、ベースとなる銀色の他、レッド、ブルー、ブラク、グリーンの4色のバリエーションも用意されています。変更したい場合は、1000円の色変更オプションを合わせて購入すればOKです。
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ただ回るだけ…なのにずっと見ていられそう
(文/&GP編集部)
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