まずは見た目からチェック。本体は約18.8×13.7cmで高さ3.8cm、ちょうどコミック2冊を重ねたくらいの大きさで、PCとしてはびっくりするほどコンパクト。筐体にはCNC加工を施したアルミ合金素材を採用、高い放熱効果でファンレス設計でも安定した動作を実現しています。
心臓部であるCPUには最大周波数2.4GHzのIntel Gemini Lake N4100プロセッサを、グラフィックチップには第9世代UHD Graphics 600を搭載。4Kビデオのデコーディングにも対応できる十分な性能を備えているから、一般的なPCとしてはもちろん、ホームシアターPCとしても活躍できそう。
またぜひ注目してほしいのが、豊富な外部インターフェイス。筐体の小さなミニPCでは必然的に搭載するポートが少なくなりますが、「HeroBox」ではUSB 3.0とUSB 2.0をそれぞれ2ポート、さらにUSB Type-CやHDMI、VGA、加えてMicro SDスロットを備えるなど、多彩なインターフェイスで十分な拡張性を確保。
さまざまなデバイスを直接繋げられるから作業効率もググッとアップ。特に用途の多いUSBポートがたっぷりあるのは、使ってみるとその便利さを実感できるはず。
他にもメモリには8GBのLPDDR4を搭載、ストレージには180GBのSSDを採用するなど、このクラスの省スペースPCとしてはかなり充実したスペックを備えます。OSにはWindows 10をプリインストール済みで、UbuntuなどのLinuxシステムにも対応するとのこと。
VESA規格に対応しているのでテレビやディスプレイの背面に直接取り付ければ見た目もスッキリ、オールインワンPCのように使えるのもいいですね。
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(文/&GP編集部)
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