これまでの焚き火台といえば、ソロキャン向けのコンパクトなものでも重さ1kg前後からが一般的。これに対して「TABI」は本体重量約298g、付属物を合わせても約423gという驚きの軽さを実現しています。
その秘密は、本体部分に使われている0.3mm厚の極薄チタン。一見華奢にも見えますが、そこはさすがのベルモント。火床の耐荷重量はおよそ15kg、チタンならではの高い剛性と頑丈なステンレスの脚が、全体をしっかりと支えます。
組み立て時のサイズは237×360mm、高さ170mmと、ひとりなら十分な大きさ。側面の板を抜けば、40cmの薪や太い枝も使えて、付属の網を乗せれば簡単な調理も可能。小枝などを燃やすソロストーブなどと比べたら、起こせる火力の大きさには圧倒的な違いがあります。揺らぐ炎を楽しみながら飲み物をいれることもできるし、コッヘルやメスティンなどを使った調理も可能、炭を入れればBBQ料理までこなせます。
シンプル設計のおかげで組み立ても収納も簡単、付属のケースに収めればその厚みはたった15mm。バックパックにも入るコンパクトさは野営しながらのツーリングやサイクリングには最適だし、持ち物が多くなりがちな釣りなどのアクティビティにも気軽に持っていけます。まだまだ寒さの残る春先のアウトドアのお供にぜひ仲間入りさせたいアイテムです。
>> ベルモント
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(文/&GP編集部)
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