“現代の三種の神器” のひとつとも言われるロボット掃除機ですが、パナソニックの調べによると約78%の人が関心があるにも関わらず、普及率はたったの約7%程度なのだそう。その理由のひとつには、「ロボット掃除機をかけるために、床の上のものを片づけるのが面倒」ということも挙げられそうです。特に、こたつや座布団など床で生活するスタイルの場合、「床のものをいちいち片づける必要があるなら、普通の掃除機を使っても同じ」と感じるのでは?
そこで登場したのがパナソニックのロボット掃除機「RULO MC-RSF1000」です。その特徴は、障害物検知に従来の超音波センサーと赤外線センサーに加え、業界トップクラスの360度レーザーセンサーを搭載し、前方約110度までだった障害物検知範囲が360度に拡大したこと。
空間認識技術「レーザーSLAM」で、室内の空間と自己位置を素早く正確に認識しながら、おもちゃや畳んだ洗濯物、ゴミ箱、幅約2cmの家具までよけつつ、しっかり掃除できるようになりました。もう、家具にぶつかって傷をつける心配もありません。
さらに、障害物を検知するフロント3Dセンサーで敷居やラグなどの段差を検知し、自動的に本体の前側を持ち上げて最大25mmまでの段差を上手に乗り越えます。また、Googleアシスタントに対応し、音声でスタート、ストップ、充電などの操作をすることができるようになったのも新しい点です。
もうひとつ面白いのが、業界初の「otomo(おとも)」機能。これは、レーザーセンサーを使って、歩いている人の後ろをついていくという機能で、人が歩いたり立ち止まったりすることで、任意の場所を掃除させることができるのだとか。まるでペットのようで愛着が湧きそうな「RULO MC-RSF1000」は、3月下旬発売予定です。
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(文/&GP編集部)
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