テニスプレイヤーだったルネ・ラコステが1933年に創業したアパレルブランド・ラコステは、かの有名なポロシャツなどのテニスウェアのほか、1985年より多くのシューズを手がけてきました。そのアーカイブより、このたびふたつのモデルが復刻されます。
「T-CLIP」は、80年代後半に主流だったテニスシューズのクラシックなフォルムを再現。上質なホワイトレザーをあしらったアッパーの、テニスコートに引かれるラインを思わせるラコステらしいサイドラインが特徴的です。また、アッパーにはエンボス加工でワニのロゴを刻印し、特徴的な通気孔をデザインすることで現代的にアップデートしています。
タンとフロント部に施されたスエードとメッシュのパネルは、テニスネットをイメージ。アウトソールには、クッション性と耐摩耗性に優れたクラシカルなゴムを採用しています。徹底的に80年代のテイストを追求したオーセンティックなデザインは、時代を経た今、かえって新しく感じるかも。Mensは4色展開、Womensは2色展開です。
1996年に登場した「STORM 96」も、約25年ぶりに復刻。ボリュームがありながら流線型のオリジナルデザインを忠実に再現した、90’sらしいモデルです。ヌバックレザーやスエードなど、さまざまなマテリアルの組み合わせと、大胆なカラーの切り替えが特徴的。タンには「LACOSTE SPORT」のラベルを、サイドにはワニロゴを配置しています。インソールには全面に「L」の文字をプリントするなど、細部にもこだわりが。Mensは7色展開、Womensは4色展開です。
「あの時代」の雰囲気をまといつつ現代的にアップデートされた2モデルは、ラコステ店舗およびラコステ オンラインブティックにて発売中です。
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(文/&GP編集部)
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