機能性と美しさを併せ持った国産初のクロノグラフが現代の技術を得て蘇る

▲「SARX069」

1964年にセイコーが日本で初めての国際スポーツ大会の公式時計を担当したことをきっかけに、手巻式機械時計「クラウン」をベースに開発した「クラウン クロノグラフ」。積算計は搭載せず、2時位置にあるボタンひとつでストップウオッチ秒針を制御するというシンプルさが特徴で、ストップウオッチを確実に制御する特殊なパーツである精巧なピラーホイールを採用するなど、セイコーの高い技術が詰まったモデルでした。

▲1964年の「クラウン クロノグラフ」

このたびリリースされる「クラウン クロノグラフ2020 Limited Edition」(8万3000円/税別)は、オリジナルモデルのデザインをリメイク。3つの針と視認性の高いダイヤルデザインを踏襲し、シャープなアラビア数字が刻まれた幅の細い回転ベゼル、ダイヤルに刻まれた精緻な分目盛り、内側にカーブし手首にフィットするケースなど、できる限り忠実に再現しています。

▲「SARX071」

オリジナルモデルと異なるのは、ストップウオッチ機能を排したこと。また、ケースと風防の素材をアップデートし、ステンレススチールと内面無反射コーティングを施したサファイアガラスガラスを採用しています。

立体的なインデックスをあしらい、高輝度な蓄光塗料のルミブライトを施したダイヤルは、昼も夜も高い視認性を確保。週末に外しておいても仕事始めの月曜まで止まらない、パワーリザーブ約70時間を誇る自動巻きムーブメント「キャリバー6R35」も魅力です。

▲「SARX073」

ダイヤルカラーは、オリジナルモデルを思わせるアイボリーのダイヤルに加え、ブラックとグリーンもラインナップ。発売年の1964年を記念し、各カラー世界限定1964本の限定販売でとなります。

リミテッドモデルの証として、裏ぶたにLimited Editionの文字とシリアルナンバーを刻印。専用スペシャルボックスを付属した特別感あふれるモデルは、2月21日より国内、海外で順次発売されます。

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(文/&GP編集部)

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