IoT化は身近なところから!2019年に売れたスマート家電&ガジェット TOP10

■スマート家電のコントロールがさらに簡単に!

発表会では、+Styleの製品を設定・コントロールできる「+Style」アプリに「GPS機能」が追加することも発表されました。これによって、自分が家を離れると照明がオフになったり、家に近づくとエアコンがオンになったりと、移動するだけで家電の自動オン・オフが実現するそうです。

▲「+Style」アプリに位置情報に応じてスマート家電を制御できる「GPS機能」を追加

▲スマートマルチリモコンや、コンセントに挿すだけで使える「スマートWi-Fiプラグ」などと組み合わせて、帰宅すると、すぐ涼しい、すぐ温かいという環境が作れる

▲発売されられたばかりなので、ランキングには入っていないが、スマートWi-Fiプラグ(2680円)の売れ行きも好調だそう

いち早く、その機能を試している近藤氏は、GPS機能を用いたスマート設定の名称を「寂しくない」にしているそうです。「自宅に近づくと、テレビと照明とエアコンをオンになる設定にしているので、扉を開けると、明るくて、温かくて、テレビの音も聞こえる。寂しくないんですよ」。それまでは、スマートスピーカーと連携する設定にしていて、扉を開けて「ただいま」と話すと、照明が点き、エアコンがオンになったそう。「私は一人暮らしなのですが、誰もいない部屋に帰って来て『ただいま』と言うのは寂しいんですよ(笑)」。

近藤氏は、2020年を「スマホといえばスマートフォン」ではなく、「スマホといえば“スマートホーム”」という年にしたいとのこと。

▲2020年を「スマホ元年に!」が+Styleのスローガン

 

■2020年の第1弾はビギナーに最適なスマート照明

スマートホーム元年の第1弾商品としてリリースしたのは、2つの照明器具。「スマートLEDベッドサイドランプ」は1677万色の調色が可能なLEDランプに加えて、目覚めに最適な白色の専用LEDを搭載していることがセールスポイント。「スマートLEDデスクライト」は子供の勉強机に設置すれば、親は離れた場所にいてもスマホアプリでライトが点いているか否かがわかる仕組みです。

▲「スマートLEDベッドサイドランプ」は4380円

▲目覚めに適したナチュラルで明るい白を発光するLEDを搭載

▲「スマートLEDデスクライト」は5200円

▲調光・調色が可能なほか、タイマーを設定して、ライトが点滅して知らせてくれる機能も備える

先にも書きましたが、+Styleの製品はWi-Fiとスマホがあれば使い始められます。「OK Google」や「Alexa」と話して操作するスマートピーカーは要りません。でも、あったらあったで便利に使えます。ドアロックやスマートリモコンなどを後から買って、機能を拡張することもできます。なんだか楽しそう……と思ったあなた! スマートホームへの第一歩を踏み出してみませんか?

 

>> +Style


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(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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