ラインナップされたタイトルは『007 ドクター・ノオ/Dr. No』(1962年公開)、『女王陛下の007/On Her Majesty's Secret Service』(1969年公開)、『007 ムーンレイカー/Moonraker』(1979年公開)、『007 消されたライセンス/Licence To Kill』(1989年公開)『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ/World Is Not Enough』(1999年公開)、『007 カジノ・ロワイヤル/Casino Royale』(2006年公開)の6作品と、今春公開予定の最新作『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ/No Time To Die』を加えた全7モデル。
誉れ高い旧作6作品のモデルは、それぞれオリジナルの映画ポスターやオープニングタイトルからデザインをインスパイア。どれも古臭さを微塵も感じさせない、オシャレな雰囲気を漂わせています。
「DR.NO 1962」はブラックストラップとブルー、イエロー、レッド、グリーンのドットで構成される、007シリーズのオープニングタイトルシーケンスをヒントにしたデザイン。インデックスは数字の代わりに“NO”の文字が配されています。ケースサイズは幅41×高さ47.4×厚さ9.85mm。価格は1万3200円です。
「ON HER MAJESTY'S SECRET SERVICE 1969」は、シリーズ最大のスケールで描かれた第6作がモチーフ。印象的な“FOR MORE! FOR UP! FOR OUT!”の文字に加え、時計が7を打つたびに007のロゴが文字盤に表示されるなど、遊び心に溢れるデザインとなっています。ケースサイズは幅41×高さ47.4×厚さ9.85mm。価格は1万3200円です。
「MOONRAKER 1979」は、宇宙を舞台にボンドが活躍したシリーズ第11作がモチーフ。インキーブルーのストラップ、文字盤上を飛行するMOONRAKERのロケットなど、無数の星が瞬く夜空からインスパイアされたデザインです。ケースサイズは幅41×高さ47.4×厚さ9.85mm。価格は1万3200円です。
「LICENCE TO KILL 1989」は、映画の舞台となったフロリダとメキシコをインスパイア。ストラップは、麻薬王サンチェスのペット・イグアナと、夕日の下で揺れるヤシの木をデザイン。ブルーはフロリダの美しい海をイメージさせます。ケースサイズは幅34×高さ39.2×厚さ8.75mm。価格は1万2100円です。
「THE WORLD IS NOT ENOUGH」は、シリーズ第19作をインパイア。映画のポスターを思わせる炎の文様と、文字盤上の幾何学模様が印象的なデザインとなっています。ケースサイズは幅41×高さ47.4×厚さ9.85mm。価格は1万3200円です。
6本目はシリーズ第21作がモチーフの「CASINO ROYALE」。トランプのスートを配したデザインは、カジノのイメージが詰まったカラフルなタイトルシーケンスをインスパイアしています。ケースサイズは幅34×高さ39.2×厚さ8.75mm。価格は1万2100円です。
7本目の時計は、スウォッチと『ノー・タイム・トゥ・ダイ』でコスチュームデザイナーを務めるスティラット・アン・ラーラーブによって、ジェームズ・ボンドの追跡デバイスから秘密兵器まで、優れたガジェットを作り出す “Q” のために作られた限定モデルです。
タータンチェック柄のブラウンのレザーストラップ、赤のシャープなエッジ、複雑なメカニズムを示すサンブラッシュダイヤルが特徴で、12時の位置にはスウォッチのロゴが、6時の位置にはQが施されています。また、ベルトの裏には“DESIGNED BY Q”が刻印されています。価格は2万6950円です。
各モデルの共通仕様として、ムーブメントはクオーツ式で3気圧防水。ケースと風防、バックルはプラスチック製で、ストラップはシリコン製をそれぞれ採用。ビデオテープ風の専用ボックスで梱包されます。
オシャレなデザインと合わせ、リーズナブルな価格も魅力的な“007コレクション”。全種類揃えてみるのも大いにアリといえそうですね。スウォッチ公式オンラインストアを始め、時計専門店、家電量販店等の時計売り場などで販売中です(「Q」のみ3月5日より発売)。
>> Swatch「Swatch X 007 Tribute Collection」
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(文/&GP編集部)
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