2012年、デンマーク南西の都市スヴェンボーで産声をあげたLLARSENは、北欧らしいタイムレスな美しさが光る気鋭の時計ブランド。でも今回登場の「HUGO」は、これまでのコレクションとはちょっと違った魅力を放っています。
文字盤の小窓から見える月の形で月齢を伝えるムーンフェイズ。天文学上の事象によって時の経過を表現しようとするこの機構は、いうなればカレンダー機能の原点にあたる、ちょっとレトロでクラシックな機能です。
新コレクション「HUGO」ではこのムーンフェイズをブランド本来のモダンなデザインに合わせたことで、まったく新しい表情を生んでいます。穏やかな光沢を帯びたゴールドのケースにカーフレザーのストラップ、シンプルを極めたすっきりとしたインデックスはあくまで静謐な印象ですが、文字盤中央には愛らしいムーンフェイスが輝いて、時間の流れをロマンチックに演出。都会的で洗練されたデザインの中にキュートなエッセンスをプラスした、チャーミングな1本です。
ケース径は42mmで、カラーはホワイト(品番:180GWCL)、ネイビー(180GDBU)の2種類をラインナップしています。
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(文/&GP編集部)
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