パナソニック初の完全ワイヤレスとしてこの春発表された「RZ-S30W」は、同時発表された3製品の中では最もカジュアルなラインに位置づけられるもの。注目したいのは、なんといってもその小ささです。
正円形をベースにデザインされた本体は幅約17mm、片耳約4gというコンパクトさ。外に出る部分が小さく目立たないから耳周りスッキリ、髪や帽子、マフラーなどに引っかける心配もありません。これならファッションを楽しみたい人も、気がねすることなく身につけられそう。なお、イヤーピースはXSからLまでの4種類を付属。女性 や小柄な方の耳にもぴったり装着でき、フィット感や音質などの好みに応じて選択できるのもうれしいポイント。
この小ささの秘密は、新開発の“タッチセンサーアンテナ”にあります。タッチセンサーとBluetoothアンテナを共用することでイヤホン全体をダウンサイジング、さらにタッチセンサー部と基板部分の両方をアンテナ化することによって、より安定した接続を可能にしています。
ポートの角度と長さは外耳道をぴったり密閉できるようデザインされているので、小さくても外れにくくなっているのもうれしい。耳に吸いつくような快適なフィット感で、長時間使い続けても疲れません。
またもうひとつのポイントが、接続の安定性。Bluetooth信号を左右のイヤホンがそれぞれ同時に受信する左右独立受信方式を採用したことで、音切れや遅延の少ない快適なリスニングが可能になっています。特に混雑する街中や電車の中でもストレスを感じることなく、快適に音楽が楽しめるのは大きなメリットです。
カラーバリエーションとして、ブラック、ホワイト、グリーンの3色をラインナップ。特にミントカラーが爽やかなグリーンは、ぜひ注目したい個性派カラーです。発売は4月中旬より。
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