月と地球の位置関係にもこだわったオリエントの機械式ムーンフェイズ

ホームプリンターなどで有名なエプソンですが、もともとは1942年に腕時計の部品製造や組み立てを行う企業として創業されたメーカーで、これまでに多くの腕時計をリリースしています。

そんなセイコーエプソンと2017年に統合したオリエント時計が1951年にリリースした渾身のモデル「初代オリエントスター」のスピリットを受け継ぐのが、本格的機械式時計ブランド「オリエントスター」。この歴史あるブランドの2017年に誕生したブランドのフラッグシップモデル「メカニカルムーンフェイズ」より、このたび、新たに4つのコンテンポラリーコレクションが登場しました。

 

▲「RK-AY0001B」

デザインの肝となるのが、9時位置に配置されたセミスケルトン窓。このドーム状に覆われた小窓を“地球”に見立て、6時位置の月齢表示の向こう、つまり“月の向こうに見える地球”を表現しています。一般的な“地球から見た月”という月齢表示の発想を逆転させた世界観です。

▲「RK-AY0002S」

また、小窓から覗く機械式ムーブメントのテンプの動きも特徴的ですが、これも地球の生命観を象徴したものだそう。シルバーの月がデザインされた月齢表示機構には日付表示も組み合わさり、12時位置にはパワーリザーブインジケーターを配置しています。

▲「RK-AY0003S」

宇宙の広がりをイメージさせる放射状の模様を施したダイヤルは、数字を排してバーインデックスのみで時間を表すミニマルなデザインで、洗練された印象に。耐食性の高いステンレススチール(SUS316L)を採用したケースとメタルバンドには、ザラツ研磨を施して美しく仕上げています。

▲「RK-AY0004B」

裏蓋も、もちろんサファイヤクリスタルによるスケルトン仕様で、美しい機械式ムーブメントを眺めることができます。ムーブメントは、昭和46年に生まれその高い精度と耐久性に定評のある通称“46ムーブメント”の最新の「F7M63」を搭載し、駆動時間50時間以上のパワーリザーブに進化。高級感があり、実用性も高い一本です。

ダイヤルカラーがブラック、ホワイト、アイボリーの3モデルと、マット仕上げのブラックダイヤルにゴールド色のインデックスと針を組み合わせたプレステージショップ限定モデルの全4モデルをラインナップ。どれも17万円(税別)で4月23日より発売です。

>> オリエントスター

 


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(文/&GP編集部)

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