KELTYといえば、日本国内ではちょっとレトロで可愛い三角タグのデイパックがおなじみですが、今回リリースされるアイテムはそれらとはかなり雰囲気が違います。まずは、気合いの入りまくったカモフラ柄に圧倒されるテントから。
「1 PERSON FIELD TENT」(10万円/税別)は、米国軍の要求するシビアなスペックをすべて満たした、軽く耐久性に優れたソロ用テント。使用されている生地は、耐水圧15000mm(!)を誇る70Dのリップストップナイロンに、継ぎ目のない70Dメッシュを用いたインナーテント。綿密なテストを繰り返して設計されたベンチレーション機能が結露を最小限に防ぎます。
2本ポールによるシンプル設計だから、設営も撤収も実にスムーズ。収納時には四角くコンパクトにパッキングできるから、車載するにもバックパックに入れて携行するにも、デッドスペースを作らず効率的に荷造りできるのもうれしいところです。「迷彩はちょっと…」という控えめな人なら、ZOZO TOWN限定カラーとしてリリースされているコヨーテブラウンをどうぞ。
また、さらに気合いが感じられるのが「FIELDCRAFT PONCHO」(6万円/税別)なるレインポンチョ。雨具にこの値段?と一瞬おののきますが、一枚布として大きく広げればハンモックとして、フード部分を塞げば簡易シェルターとして、さらにいざという時にはケガ人を運ぶストレッチャーとしても使えるという1枚4役の多機能ポンチョです。
素材は218×137cmの完全防水を施した70Dナイロンで、ハンモックとして使うためのウェビングやロープ、カラビナも付属。ストレッチャーとして使う際につかみやすいハンドルや、ポールを通すためのスリーブを標準装備しているという本気ぶり。キャンプギアというより、もはや野営用品と呼ぶのがふさわしい、徹底した辛口仕様がシビれるアウトドアギアです。
発売はいずれも4月中旬以降を予定しています。
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(文/&GP編集部)
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