天下取りを目指し、日本各地の名将たちが覇を競った戦国時代。目まぐるしく勢力図が変る厳しい乱世の世の中、戦国武将たちは兜、甲冑、刀、槍、銃などの道具や武器にカラフルで独創的なデザインを生み出し、自らの「個性」や「美意識」の高さをアピールした時代でもありました。
そのデザインには戦いに挑む決意や、武士道に繋がる魂が込められ、時を超えて現代の私たちに戦国武将のエネルギーや生き様を伝えるものとなっています。「戦国墨絵コレクション」は、この戦国武将の“美”の追求と、墨絵で描かれた躍動感溢れる武将たちの姿、そしてビクトリノックスが培ってきた “機能美” が見事にマッチしたコレクションです。
「真田幸村モデル」は、三途の川の渡し賃(いつでも死を覚悟しているの意)である真田家の家紋「六文銭」や、武田家から受け継いだ赤備えを取り入れたデザイン。大坂の陣で真田幸村が率いた軍は、鎧、兜、槍、旗印のすべてを赤色で統一し、布陣したことから「躑躅の花が咲いたようだ」と伝わっています。最期の戦いでは、少数精鋭を率いて敵の本陣に突撃すること三度。徳川家康をあと一歩のところまで追いつめたことから「日ノ本一の兵」と称された武将です。
「伊達政宗モデル」は、政宗が愛用したといわれる、紫の地に大小の赤・青・緑・黄・白の五色の円形模様を散らした陣羽織「水玉模様陣羽織」と、伊達家の家紋「竹に雀」を取り入れたデザイン。伊達者と呼ばれるほど派手な衣装と潔さ、大胆な戦略と緻密な謀略で豊臣秀吉や徳川家康からも賞賛された武将です。
「石田三成モデル」は、家紋「下がり藤の石」と秀吉の家紋「五七桐」を取り入れたデザイン。「大一大万大吉」とは、三成が用いた旗とされており、「天が一人のために一人が皆のために生きれば天下は良くなる」という政治信念を表しています。
豊富秀吉の下で、あえて憎まれ役を買って出ることで諸侯調和を図り、天下統一事業を推し進めた知将です。
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