日本の伝統技法とムーンフェイズで宇宙を表現したエコ・ドライブ

漆黒とゴールドのカラーが印象的なこのモデルでまず目に留まるのが、中心から6時位置まで大きく設けられたサブダイヤルです。宇宙空間に輝く星をイメージさせるこのサブダイヤル部分は、日本の伝統技術である漆塗りに貝の真珠層を散りばめた「塵地螺鈿」という細工を施すことで表現。

さらに月の満ち欠けを表すムーンフェイズを配置し、宇宙船の窓から宇宙を眺めているような気分を味わえるようになっています。

12時位置に設けられた日付表示のサブダイヤルは、古代アステカ風の文様で太陽をデザイン。これは、1/1000mm単位の精度で作り上げた金型の形を、⻑時間かけてメッキを積み重ねて写し取っていく技術によって作られています。

このふたつのサブダイヤルを取り巻く回転連続パターンは、同じく電気鋳造によって作られたもので、ふたつの次元をつなぐワームホールをイメージしているそう。壮大な世界観が凝縮されたダイヤルをじっと見つめていると、まるで宇宙空間に吸い込まれてしまいそうになります。

定期的な電池交換が不要な光発電エコ・ドライブでありながら、この繊細なダイヤルデザインを実現できたのは、文字板の見返し部分にリング状のソーラーセルを備えた「エコ・ドライブ リングソーラー」だからこそ。

艶のある黒いケースには、シチズン独自の表面硬化技術・デュラテクトDLC加工が施されていて、キズが付きにくいタフな仕様です。時針と分針には夜光塗料も施されています。

「カンパノラ/エコ・ドライブ「塵地螺鈿」限定モデル」は、300本限定で5月14日より発売予定。神秘的な宇宙を腕元に纏いたい人は要注目です。

 

>> カンパノラ


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文/&GP

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