搭載したのは出力78kW/8500rpm、トルク99Nm/6000rpmの1036cm3V型2気筒エンジン。もちろん新たに導入される令和2年排出ガス規制にも対応しています。
出力特性を3つの中から選択可能なSDMS(スズキドライブモードセレクター)、3段階から選択可能なトラクションコントロールなど、さまざまな走行シーンに対応する電子制御システムS.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)を新たに搭載しています。
デザインは、1988年に発売したスズキ初のアドベンチャーバイク「DR750S」がモチーフ。それをより現代風にアレンジし、車体カラーは「グラススパークルブラック」をベースに3カラー展開で、力強いイメージに仕上げています。ウインドスクリーンは高さの調節が可能。アルミ製のテーパー形状のハンドルバーも、頑強なスタイルを演出しています。
さらに、「V-STROM 1050XT」には、長距離ツーリングを楽にするクルーズコントロールや、坂道発進をアシストするヒルホールドコントロールを新採用。加えて、荷重や下り坂に応じてブレーキを制御するロードディペンデントコントロールやスロープディペンデントコントロールなども搭載し、使い勝手を向上させています。
デザイン面でもプラスのこだわりが満載で、「V-STROM 1050XT」はワイヤースポークホイールや、アルミ製のアンダーカウリングを採用。ほかにもナックルカバー、アクセサリーバー、LED式ターンシグナルが標準装備になっています。
さらにカラーリングでは、「グラススパークルブラック」に加え、鮮やかな「チャンピオンイエローNo.2」も。さらには「DR750S」をベースとした1988年のパリ・ダカール・ラリー出場マシン「DR-Z(ジータ)」を彷彿とさせる特別色「ヘリテージスペシャル」もラインナップしています。
>> SUZUKI「Vストローム1050XT / Vストローム1050」
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文/&GP
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