ランニングなど、屋外でトレーニングする時に必要な機能といえば、やはり外音取り込み。周囲の音がしっかり聞こえないと、危険なことは言うまでもありません。「WF-SP800N」は、ノイズキャンセル機能と外音取り込み機能をしっかり装備。屋内ではノイキャンモードにして集中力を高め、屋外では外音取り込みモードにして安全にといった使い分けが可能です。
しかもこれらのモードを自動で切り替えてくれる“アダプティブサウンドコントロール”機能も付いています。例えば「止まっている時はノイキャンモード」「歩いている時は外音取り込みを半分効かせる」「走っている時は外音取り込みをフルで」といったように、動きに応じてあらかじめ設定しておいたモードに自動で切り替えてくれるんです。また“ボイスフォーカス”機能も付いているので、「乗り物に乗っている時はノイキャンフル&ボイスフォーカスをオン」と設定しておけば、電車で車内アナウンスをしっかり聞き取れるようになります。
また“アダプティブサウンドコントロール”は、スマホのGPS機能とも連動させられるため、この場所ではこのモードで、といった設定も可能。決まった場所でトレーニングを行っている人には便利ですね。さらに、ノイキャン時でもイヤホン本体を押している間は外音取り込みモードになる“クイックアテンション”機能により、とっさに話しかけられた時でも、イヤホンを外すことなく会話ができます。
ちなみに、片側を外すと自動で音楽が一時停止になり、再度装着すると自動で音楽が再生される装着検出と、片耳だけでも音楽再生や通話ができる機能も付いています。これはソニーの完全ワイヤレスフラッグシップモデルである「WF-1000XM3」と同じ機能です。
イヤホンとしての機能性も充実。重低音が魅力の“EXTRA BASS”サウンドを採用し、迫力の音質。Bluetoothは左右同時伝送方式(端末問わずiOSにもAndroidにも対応)なので途切れづらく、さらにバッテリーも長もち。ノイキャンがオンの時でもイヤホンだけで9時間、ケースも含めると最大18時間の使用が可能です(ノイキャンオフの場合はイヤホン単体で13時間、ケース入れて最大26時間)。また10分の充電で60分使用できるクイックチャージ機能も付いています。
ノイキャン付きで防水で機能も充実した完全ワイヤレス。まさにスポーツ用イヤホンに欲しい機能が満載と言えるかもしれません。カラーは、ブラック/ホワイト/ブルー/オレンジの4色展開。6月27日発売です。
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文/円道秀和<&GP>
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