Xiaomiが本気を見せた! 4眼スマホ2機種を激安価格でリリース!

6.47インチの有機ELディスプレイは、画面アスペクト比が19.5:9で、解像度は2340×1080ドット。HDR10にも対応しています。左右には3Dカーブを施し、画面をしっかり保護する「ゴリラガラス5」も使用。ディスプレイ内に指紋センサーも搭載しています。

▲ハイエンドモデルに肩を並べる高精細ディスプレイを搭載する「Mi Note 10 Lite」

背面のクアッドカメラは、広角(6400万画素)+超広角(800万画素)+深度センサー(500万画素)+マクロ(200万画素)という構成。AIに対応し、4Kビデオも撮影できます。顔認証にも利用されるフロントカメラも1600万画素と高画質です。

▲6400万画素をメインとする4眼カメラを搭載。AIによる被写体・シーン認識にも対応

CPUはSnapdragon 730G(最大2.2GHz)で、RAM(メモリ)は6GB。ゲームや動画が好きな人にも不安はないスペックです。5260mAhの大容量バッテリーは、今買えるスマホの中ではトップクラスの電池持ちを期待できます。さらに、30Wの急速充電にも対応。OSはAndrtoid 10ベースの「MIUI 11」で、Googleアプリを利用できます。

グローバルで3色展開ですが、日本ではネビュラパープルとグレイシャーホワイトの2色を発売。64GBモデルが3万9800円(税込)、128GBモデルが4万4800円(税込)です。

▲日本で発売されるのはネビュラパープル(右)とグレイシャーホワイト(中央)

▲64GBモデルは3万円台で買える

 

■2万円台で買える高性能ミドルレンジ「Rendmi Note 9S」

「Redmi」は、中国語では「紅米」と書き、コスパを最重視したミドルレンジモデルを展開するシリーズです。その中でも「Redmi Note」シリーズはデザインや性能の高さが支持されて、世界での販売台数が1億1千万台を超えるほどの人気になっているそうです。

▲Redmi Noteシリーズが、世界市場でのシェア拡大を牽引しているらしい

日本向けに初めて発売される「Rendmi Note 9S」は、6.67インチの液晶ディスプレイを搭載しています。パンチホール状のフロントカメラを搭載し、狭額縁を極めたこの画面を、Xiaomiは「タイニー・ドットディスプレイ」と称しています。解像度は2340×1080ドットで、HDR10にも対応しています。

▲小さなパンチホール状のフロントカメラは1600万画素。側面の電源ボタンに指紋センサーを搭載

クアッドカメラは、広角(4800万画素)+超広角(800万画素)+マクロ(500万画素)+深度センサー(200万画素)と、Mi Note 10 Liteよりは若干低めですが、ミドルレンジとしては十分なスペック。カメラユニットを背面上部に配し、シンメトリーのデザインになっていることも特徴です。

▲左右対称のシンメトリーデザインを採用

CPUはSnapdragon 720G(最大2.3GHz)。5020mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、電池は2日くらいは余裕で持ちそうです。Mi Note 10 Liteは30Wの急速充電に対応していますが、Remi Note 9Sは18Wで、細かいところで少しずつスペックを抑えているといった感じです。

RAM(メモリ)とストレージの容量が異なる2モデルが用意され、4GB+64GBモデルは2万4800円(税込)、6GB+128GBモデルは2万9800円(税込)。1年前だったら、ありえないと思ったであろう激安価格です。グローバルで3色展開ですが、日本ではオーロラブルーとグレイシャーホワイトの2色が販売されます。

▲カラバリは、オーロラブルー(右)とグレイシャーホワイト(上)の2色

▲価格が発表された時は、Twitterライブのコメント欄も「安い!」と盛り上がった

 

■7月には5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」を発売!

Xiaomiは、7月以降にau(KDDI)から5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」を発売することも決まっています。端末価格は、まだ発表されていませんが、Xiaomiらしいお得な価格で発売される可能性が高いので、端末コストを抑えて、いち早く5Gを楽しみたい人は期待しましょう。

 

>> Xiaomi


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取材・文/村元正剛

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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