「Rogy 360」には500万画素CMOSセンサーのカメラが6つも搭載されており、それらの画像をつなぎあわせて全天球写真、そして動画を作り出します。一般的な360°カメラでは魚眼レンズをふたつというのが主流ですが、カメラ6つにすることで、よりつなぎ目が自然な画像に仕上がります。
静止画の解像度は8K相当、動画の解像度は最高で5.7Kという高画質。6軸の手ブレ補正機能も搭載しています。
画像をつなぎあわせる“スティッチング”処理のため、Cupola360システムオンチップ(SoC)を採用しており、シャッターを切っただけで本体内で自動で高品質に加工されスマホなどに転送。一般的な全天球カメラのように処理に数分かかるということがありません。
そして特筆すべきなのは、ライブ配信機能。「Rogy 360」自体にWi-FiとBluetoothを搭載しており、配信用のボタンを押すだけで「Rogy 360」単体で、無線LAN経由でライブ配信が可能。スマホやPCを用意し、面倒な設定や配線などをしなくてよい手軽さがあります。
360°撮影で見る方向を自由に動かせるので、まるで視聴者はまるで自分がカメラ位置に立っているかのような臨場感を味わえます。イベントのライブ配信では会場の様子を自由に見回せ、web会議でも多人数との円滑なコミュニケーションに役立つことでしょう。
ライブ配信では最長8時間という頼もしいスタミナのバッテリーも魅力。マイクも4つ内蔵し録音も臨場感たっぷりの高音質。
本体には防水性能はありませんが、現在、防水ケースの開発も進行中とか。今後、ビーチや雪山のレジャーにも持ち出せるようになるかもしれませんね。
ここまでの高性能を持ちながら、価格も魅力のひとつ。同じような性能のカメラが10倍ほどの値段の場合もあるので、コスパの面でもかなりの優等生。
6月7日現在、「Rogy 360」1台が6万5900円となるコースのほか、専用スタンドポッドとポータブルバッテリーとのセットで7万6900円のコースなどで支援受付中です。
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文/&GP
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