創業50年を迎えた埼玉の老舗腕時計メーカー・和工が、日本の伝統と最先端技術を融合した腕時計「和心 畳(TATAMI)」(3万7895円~ 6月8日現在)のプロジェクトを、Makuakeにて開始しました。
まずはそのルックスに惹かれます。バンド部分は和風な柄の布、文字盤の背景には市松模様、時刻を示す数字が十二支と、凝りに凝ったデザインが印象的。和工ではこれまでも印伝、栃木レザー、組紐、豚レザー、博多織などさまざまな素材をバンドに加工してきましたが、今回は「畳縁」を採用。明治25年に創業した岡山の老舗畳縁メーカー・高田織物の生地を使用し、職人により、一つひとつ匠の技で仕上げられています。
機能面も、老舗ならではの工夫が多くあります。ケース部分に、「SUS821L1」という特別なステンレス素材を使用しており、傷つきにくく耐食性に優れているので、永く愛用できるようになっています。
このステンレス素材は、硬度が高く加工が難しいのですが、ワイヤー放電加工(ワイヤー線に電流を流して導電性の素材を加工する技術)という特殊加工技術により、精密な造形を実現させています。
また、ケースの厚みを薄さ6mmというギリギリまで削ることに成功し、本体の重さを軽減。軽いつけ心地になっています。6月8日現在、Makuakeにて1本3万7895円から支援受け付け中です。
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文/&GP
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