1. オンライン会議に最適なマイク&スピーカー
ここのところ急速に普及しているオンライン会議。でもやってみると、マイクやスピーカー、そして使い勝手の面で、これまで感じなかった不満がいろいろ出てきます。それらをカバーしてくれる1つめが、ディスプレイカバーの先端に搭載したマイク。指向性を自動で調整してくれる「ミーティング機能」で、声をクリアに拾ってくれます。そして、周囲の雑音を抑える「ノイズサプレッサー」、部屋の残響を抑える「ルームエコー抑制」など、自分の声を相手にしっかり伝えられるようになっています。
もう1つがスピーカー。前面に2つ配置され、ヤマハ製のAudioEngineによるミーティング機能を搭載しています。この機能はF5キーで切り替えられ、さらにF6キーにマイクのミュート機能が割り当てられているので、とっさの時にすぐに切り替えられます。これらは「LAVIEかんたん設定」で、さまざまな設定が可能。ちなみにミーティング機能をオンにするとノイズサプレッサも有効になっていますが、さらにルームエコー抑制をオンにするかどうかなどの設定が行えます。
2. プライバシーを保護するディスプレイ
外出時の作業で困るのが、画面が他の人に見られること。セキュリティの観点からもこれはアタマの痛い問題です。そんな状況には、使用者以外の視線を検知すると起動する「プライバシーフィルタ機能」(PM950/SAL)や「画面ぼかし機能」(PM750、PM550/SAシリーズ)が便利。さらに、覗き見があった時には「LAVIEプライバシーアラート」が画面上部にアラートを表示してくれます。また、使用者がPCの前にいない時は「スマートロック」が自動で画面ロックやディスプレイオフに。
これらの中でも注目は、やはりPM950/SALモデルに搭載されている「プライバシーフィルタ機能」。液晶に内蔵されている機能で、電気的に視野角を左右45度に抑制し輝度も50%にするなど、覗き見が難しい状態に自動で切り替えてくれます。Fn+F12キーで手動でも操作可能です。
3. マルチディスプレイ時に使いやすい
また在宅ワーク時にサブディスプレイにつないでいる場合は、「スマートポインタ―」「スナップウィンドウ」が便利です。たとえばサブディスプレイ上で作業をしたい場合、視線をサブディスプレイに動かすだけでマウスカーソルもサブディスプレイに移動。マウスを何度も動かしたり、タッチパッド上でくり返し指を動かす必要はなく、視線で操作が可能です。
そしてUSB Type-C端子はディスプレイ出力機能があるので、USB給電可能なディスプレイならケーブルを1本接続するだけで、サブディスプレイ化と給電を行えます。
これら3つの新機能以外にも、従来モデルから引き継いだ機能は数多くあります。
キーボードは、15型ノートPC並のキーピッチ19mm、キーストローク1.5mmを確保。キートップ中央にくぼみをつけた「シリンドリカル構造」、タッチパットと共にクリック音が小さい静音設計、少し傾斜が出る「リフトアップヒンジ」など、定評ある打ちやすさは健在。
もちろん通信は最新無線LAN規格である「Wi-Fi 6」に対応。13.3型の液晶は広視野角のIPS液晶を採用し、さらに明るい場所でも見やすい高輝度と映り込みを抑えるノングレアタイプになっています。また、前モデルでは天板のみだったカーボンを底面にもつかい、さらに頑丈に。急速充電が可能な65WのACアダプタも、従来より薄く軽く、よりモバイル仕様になっています。
そんな新型「LAVIE Pro Mobile」のラインナップは3種類。
「プライバシーガード」が使える「PM950/SA」は、CPUに最新の第10世代Core i7-10510Uを搭載しメモリは16GB、SSDは約512GB、駆動時間は最大約20時間で約955gで、市場想定価格は23万4800円前後(税別)。カラーはネイビーブルー1色。
重さが889gと超軽量となる「PM750/SA」は、CPUがCore i7-10510U、メモリが8GB、SSDが約512GB、駆動時間最大約24時間で、市場想定価格は20万9800円前後(税別)。「PM550/SA」は、CPUがCore i7-10210U、メモリ8GB、SSD約256GB、駆動時間最大約24時間で市場想定価格は18万9800円前後(税別)。この2モデルはネイビーブルー、クラシックボルドー、フレアゴールドの3色展開です。
インターフェイスは3モデルとも、左側面にUSB Type-C×2、MicroSD、右側面にUSB3.1×1、HDMI、オーディオジャックが付いています。またNECパーソナルコンピュータの直販サイト「LAVIE Direct」では、SSDの容量や直販限定のメテオグレーを選べます。6月18日より順次出荷予定です。
>> NEC LAVIE
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